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2011年5月10日 (火)

金聖響のマーラー第9番
神奈川フィル第272回定期演奏会

5/28(土)pm2:00
横浜みなとみらいホール
110528

 神フィル常任3年目に入った金聖響は、1906年初演の難物の7番を4月の定期で見事にクリヤーした。今月は12年初演の9番に挑む。
 傑作ぞろいのマーラーの交響曲の中でも、この第9番を最高傑作だと言う人は多い。ベートーヴェンをはじめとする交響曲作家が「第9番」を書いて亡くなったというジンクスを踏まえ、この作品の前に書いた9番目の交響曲を「大地の歌」と名付け、第9番としなかったというエピソードは有名だ。でも、続けて作曲した今回の作品に第9番と付け、第10番目の作曲に取りかかったものの、その作品は1楽章だけの未完に終わり、ジンクス通りに亡くなってしまった。
 今回の第9番は終楽章である第4楽章の最後に「死に絶えるように」と書き込まれているそうで、全体を通して「死」や「別離」を感じさせる。金聖響は、この難しく深い内容にどう迫っていくのだろう。キャリアを積み上げている真っ最中の、若く溌溂とした指揮者が、忍び寄る死の恐怖に怯え、あるいは闘いながら書いたとも言われるマーラーに近付くのか、あるいはきっぱりと突き放してみせるのか…。また、彼のアプローチに、神奈川フィルがどんな風に対応していくのか…、これは外せない。 金聖響のプロフィールは、
http://www.kanaphil.com/intro/intro.html#conductor 
公演の詳細は楽団のHP↓で、ご覧いただけます。
http://www.kanaphil.com/perform/perform.cgi?mode=search&n=1&c=1&id=692
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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