無料ブログはココログ

« | トップページ | »

2011年6月 9日 (木)

《埴生の宿》で始まったデュオ・ケーナルパ
Duo QuenArpa 6/7公演 第6回南風のコンサート

 ケーナ(八木倫明)とアルパ(池山由香)のデュオ・ケーナルパについては、このサイトで2/14にCD発売記念コンサートを配信しているので、そちらでご覧ください。
http://musicalacarte.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-7e4f.html
 Photo_2今回の6/7公演は、5月末に陸前高田市など岩手県の避難所10カ所で開催した復興支援コンサートの報告会でした。
 「今回のデュオ・コンサートの趣旨は《埴生の宿》の歌に尽きるので、先ずは拍手なしでお聴きください」
 以下、公演当日に配布されたプログラムの一葉です。
 震災直後から、わたしたちのコンサートでは最初に必ず、震災の犠牲者・被災者に祈る瞑想曲として《埴生の宿》を演奏してきました。
 《埴生の宿》は、『ビルマの竪琴』の中で敵味方を越える融和の音楽であると同時に、 遺骨すら祖国に帰れない戦死者への鎮魂歌でもありました。
 《Home! Sweet Home! 》 と、ビックリ・マークが 
2カ所もついているのが、原題です。 

 
「帰ろう!温かいわが家へ!」…これは
震災で亡くなった人々の魂や、家を失った人々の気持ちと 
同じではないかと思うのです。この曲を、わたしたちは結成当初から「祈り」として演奏してきましたが、この曲のアレンジ、2番・3番のアルパの伴奏は、お経のイメージです。
 《埴生の宿》は、
昔の日本人が持っていた精神性を歌っています。同時に、
これからの日本人のめざすべき暮らしの哲学ではないでしょうか。 自然との交感と感謝、質素な暮らしの中の喜び。まさに、日本人だけでなく、経済発展だけを目標にしている世界の国々や人々にとって、これから地球人としてどう生きれば良いか、という答えがここにあります。
 この歌が日本の歌でなく、英国を中心に比較的知られている歌であることも、その意味は大きいと思います。
 元の歌詞は、アメリカ人のジョン・ハワード・ペイン(1791-1852)作。ヘンリー・ローリー・ビショップ(1786-1855)作曲のオペラ《ミラノの乙女》の中で歌われました。
110607
 アンコールは、「夏の思い出」と團伊久磨作曲の「花の街」。どちらも江間章子作詞とのここと。…こんな時でも、いやこんな時だからこそ、出演者と聴衆がひとつの思いで結ばれた…感無量の催しでした。
 以下はデュオ・ケーナルパのHPです。
http://blog.livedoor.jp/quenarpa/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

.

« | トップページ | »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« | トップページ | »