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2011年8月29日 (月)

“ヘンデルから廣瀬量平へ“
300年に渡るメロディーの変遷

東京シティ・フィル ティアラこうとう定期演奏会・26

10/1
(土)pm3:00
ロビーコンサート有り(pm2:15開場)
ティアラこうとう 大ホール

指揮:矢崎彦太郎
ハープ:篠崎和子

・オッフェンバック:「天国と地獄」序曲
・ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
・ヘンデル:ハープ協奏曲 変ロ長調 作品4-6 
・廣瀬量平:朝のセレナーデ
・シューベルト:交響曲 第7番 ロ短調「未完成」
111001
 東京シティ・フィルは、ティアラこうとう大ホールを拠点にしている。本拠地の定期は地域密着を意識して、日本人作品を組み合わせた選曲と若手演奏家の起用、このふたつを大きな柱としている。
 また、首席客演指揮者の矢崎さんは、ソリストには、ピアノやヴァイオリンといった楽器より、メジャーではない、少し珍しいソロ楽器を意識しているようで、2008年のクラリネット、翌年の尺八、そして今回はハープとなった。
 今回の意図は、“ヘンデルから廣瀬量平へ、300年に渡るメロディーの変遷”という。HPを拝見すると、“典雅にして華麗なハープの調べ”あり、ウリはハープだ。
 それはそれとして、私は今回トリの「未完成」が目当てだ。というのも、私事で恐縮ですが、ちょうど50年前の高校2年の文化祭の出来事を最近思い出してしまったから…OBが集うオケに在校生も参加することになり、スコアを見ながら、指揮棒で譜面台を叩く役回り(練習指揮)をさせられたのだ。弦楽部の練習なので、オーボエのメロディは私が「ラーラーラララ」と唸る。それに、この曲を聴くとヴィオラの旋律が聞こえてきてしまうのだが、それは、現役の部員にヴィオラがおらず、ハモルためにやはり私がそのパートを唸ったのだった。それはさておいて、指揮者と主催者は云う。シューベルトのこの曲は“未完成という名の完成した作品”と。私も同感だ。
 ところで、廣瀬量平の「朝のセレナーデ」は、「シティ・フィルも今回が初めてですが、矢崎さんが都響と初演したときには作曲者が存命中で、リハーサル初日から毎朝ファックスが届き、練習中にスコアが変更されたり、またもとに戻ったり、大変だったそうです。それを聞いて、芸術作品に“完成はあるのか”と思ったりしたものです。それに演奏する側だけでなく、作品を鑑賞する人や、場所、時間によっても毎回違うだろうから、ヒョッとして“完成”はないのかも知れない…」とも。
 前半のハープ協奏曲は、ドビュッシーとよく知られたヘンデルの2曲で、ソリストには若手ハーピストの中でも特に優秀な篠崎和子さんが起用されている。
 ドビュッシーは、11月のオペラシティ定期(11/11)でも登場する。ピアノと管弦楽のための幻想曲で、ドビュッシーの数少ない協奏的作品を続けて紹介するのは、フランス音楽に拘るマエストロ矢崎ならではといえよう。
 矢崎氏の略歴は、http://www.cityphil.jp/about/yazaki.html
 また、彼のインタビューを下記のURLで聞くことができます。来月の初台公演と併せて語っておられます。
http://www.youtube.com/watch?v=liXPzN7KtVE&feature=related
篠崎さんについては、
http://www.toppanhall.com/concert/artist/SHINOZAKI_Kazuko.html
主催:東京シティ・フィル財団
申込み:東京シティ・フィルチケットセンター 03-5624-4002
ティアラこうとう 03-5624-3333
http://www.cityphil.jp/concert/c2011/t20111001.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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