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2011年9月30日 (金)

美しき女戦士たち
オペラヒロインはヒーローを超えて

二期会オペラ講座(通算第31回)
大作曲家による究極のオペラ縦断シリーズ・12
10/26
(水)pm6:30開演
イイノホール
(新装オープンこけら落とし)

お話とピアノ:青島広志
ソプラノ:石上朋美、メゾソプラノ:中島郁子、バリトン:泉 良平
ヴァイオリン:高畠 浩

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予定演目
第1部

ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901)
『アイーダ』
1871年 勝ちて帰れ
   
アイーダ:石上朋美
『マクベス』1847年
 わが因果な女よ~見て私の手も汚れた
  
マクベス:泉良平 マクベス夫人:中島郁子   
『ナブッコ』
1842年
 女よ お前は~ああ許してくれ
  
ナブッコ:泉良平 アビガイッレ:石上朋美

第2部
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-93)
『オルレアンの少女』1881年  さようなら 故郷の丘よ 畑よ
    ジャンヌ:中島郁子

リヒャルト・シュトラウス (1864--1945)
『エレクトラ』
1809年  何が望みか知らぬ方よ~オレストは生きてる
  
エレクトラ:石上朋美 オレスト:泉良平   

ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-35)
『ノルマ』1831年  一緒に連れていって~ご覧ください ノルマ様
  
ノルマ:石上朋美 アダルジーザ:中島郁子

ガエターノ・ドニゼッティ (1797-1848)
『アンナ・ボレーナ』1830年 過去を拭えるなら~アンナもわしも愛したが
  
エンリーコ(ヘンリー八世):泉良平  ジョヴァンナ・セイモー:中島郁子 

 今年11月に新装オープンするイイノホールのこけら落としに二期会オペラ講座が登場する。 今回は男勝りのヒロインたちに焦点をあて、オペラでの多様な表現とドラマ性を探る。東京二期会は来年2月に『ナブッコ』を予定しているが、超難役として知られているアビガイッレ役は男勝りの筆頭だ。今回も強力な歌手の賛助出演を得て、オペラの名場面の数々を楽しむ企画。
 講師はクラシック音楽を広める活動がますます多忙で多岐にわたる青島広志。彼のオハコ、知的好奇心を満足させるオペラ講座。
 演目リストにあるとおり、イタリアペラのいいとこ取り。しかも、難易度が高く通常演奏会で聴けない二重唱などがずらりと並んでいる。それに、チャイコフスキーの『オルレアンの少女』(別名:ジャンヌ・ダルク)は一度も見たことがない。ブルーアイランドこと青島広志氏の軽妙な紹介が楽しみだ。
下記のHPで、出演者の詳細なプロフィールや申込み先などご覧いただけます。
http://www.nikikai.net/enjoy/course_opera031.html
主催:東京二期会
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月29日 (木)

アンサンブル de ヨコハマ
ENSEMBLE de YOKOHAMA (EdY)

2011/2012シーズン定期演奏会Ⅰ
10/16
(日)pm7:00
横浜みなとみらいホール
小ホール

客演:クラリネット/ヴェンツェル・フックス Wenzel Fucks
    (ベルリン・フィル首席)
・ピアノ/町田育弥 Ikuya Machida
・ヴァイオリン/小澤郁子 Ikuko Ozawa
・ヴィオラ/恵谷真紀子 Makiko Etani (EdY首席)
・チェロ/間瀬利雄 Toshio Mase (EdY首席)

シューベルト:弦楽三重奏曲第1番変ロ長調D471第1楽章
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op49
モーツァルト:ピアノ三重奏曲 変ホ長調K498
        
「ケーゲルシュタット・トリオ」(Cl,Va,Pf)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 Op11
         
「街の歌」(Cl,Vc,Pf)
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 チラシは例年なら10月から始まる定期演奏会3公演の案内なのだが、今年は設立25周年にあたるため大ホールで開催される12月の特別演奏会がトップに載っている。
 《アンサンブル de ヨコハマ》は1986年、国内外でキャリアを積むプロ演奏家によりHAMAクラシックアンサンブルとして設立された室内合奏団。精鋭メンバーが指揮者なしで、絶妙のアンサンブルを奏でる。94年にいまの名称に改名した。国内外の多くの演奏家とのネットワークを持ち、国際都市横浜にふさわしいプロの室内合奏団として今後の活躍を大いに期待されている。
 彼らのこれまでの活動は、下記HPでご覧いただけるが、彼らのレベルの高さは、これまで共演した海外演奏家に、フルートのニーダマイヤー、ハープのモルナール、ピアノのデームス、オーボエのマイヤー、ヴァイオリンのプーレなど、超一流のプレーヤーの名が見られることでもお分かりいただけよう。
 今回の10月公演は、これまでの共演者のご縁で、ベルリン・フィルの首席クッリネット奏者のヴェンツェル・フックスが共演する。
 “すばらしい生演奏との出会い”でクラシックファンを開拓し続けて四半世紀となる団体なので、室内楽、弦楽合奏、室内オーケストラでほとんど名曲はやり尽くしてきたが、クラリネットとの「ケーゲルシュタット・トリオ」、「街の歌」の2曲は、まだ取り上げていないという。「W.フックスという名手を迎えて、ならば是非に」、ということで実に興味深い演目となった。
問合せ:ADEL国際部 Tel:03-5976-0770 Fax:03-5976-0771
主催:アンサンブル de ヨコハマ(主宰・成瀬志保)
http://www.musicinfo.com/concert/E-YOKOHAMA/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月28日 (水)

ラフマニノフ《晩禱》
東京トロイカ合唱団
第18回全曲演奏会
10/28
(金)pm7:00
東京カテドラル聖マリア大聖堂

111028  東京トロイカ合唱団は、ロシアの合唱曲をロシア語で歌うべく1989年に結成されたプロの混声合唱団だが、活動の中心をS.ラフマニノフ(1873~1943)の『晩禱(ばんとう)』にしぼって、10年以上歌い続けている。
 ラフマニノフの『晩禱』は、1915年に完成し大好評を博するが2年後に勃発したロシア革命で宗教曲が封印されてしまい、再発見されたのは約半世紀後。作曲家の生誕100年を記念して1973年、ソ連国立アカデミー・ロシア合唱団が録音したレコードが西側で発売され各国で大評判となり、以降、ロシア音楽史上最大の遺産として評価された。
 しかし日本では、ソ連ではまだ『晩禱』が「幻の作品」だった1987年、東京男声合唱団と東京荒川少年少女合唱隊(女声パート)が全曲初演している。1989年の東京トロイカ合唱団の創設はこの時の演奏に触発されたそうで、1995年に15曲の全曲演奏会の本邦初演にこぎつけた。
 18回も歌い続ける、その魅力は…以下、主催者の弁。
 モーツァルトやバッハの作品には、それが宗教曲であっても必ずそこに「作曲家らしさ」が現れます。しかし『晩禱』に私たちが知っているラフマニノフらしさはありません。ただその細部に作曲家ならではの工夫が深く微細に刻まれています。これは、伝えられてきた図像をそのまま踏襲して「書く」ものでありながら、それでも作家の個性が滲み出る、正教会のイコン(聖像)の在り方を強く思い起こさせます。
 この作品が私たちが今まで知っている「芸術」(明らかに西欧のキリスト教に育まれた概念)の範疇とはどこか違っていることを感じさせます。
 これまで作品の存在を知らなかった方はもちろん、録音媒体を通してしか知らない方も、ぜひ一度『晩禱』を「体験」してみてはいかがでしょうか?
 グレゴリオ聖歌からの教会音楽の流れが、ロシアではラフマニノフによってこうした形で結実されたのは驚きだ。私も今度で4回目の体験になる。これまで出逢えないかった素晴らしい音楽がまだまだあることを知り、しばし感無量。是非体験されんことを。。
主催:トロイカ音楽事務所 admin@keigado.co.jp
Tel:03-3203-9070 Fax:03-3207-5909 
http://tokyo-troika.jp/tokyo-troika/information.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月26日 (月)

ミッシャ・マイスキー
日本デビュー25周年記念公演

10/8
(土)pm7:00
サントリーホール


ミッシャ・マイスキー(チェロ)
リリー・マイスキー(ピアノ)
サーシャ・マイスキー(ヴァイオリン)

・ブラームス:アノ三重奏曲第1番 ロ長調 op.8
・グラナドス:間奏曲~歌劇「ゴイェスカス」より
・グラナドス:スペイン舞曲集 op.37 より
                 第2番「オリエンタル」
                 第5番「アンダルーサ」
・サラサーテ:スペイン舞曲集 op.23より 第1番「祈り」
・アルベニス:タンゴ
・カサド:愛の言葉
・ラヴェル:ハバネラ
・ファリャ:スペイン舞曲第1番~歌劇「はかない人生」より
・アルベニス:コルドバ op.232-4
・ファリャ:火祭りの踊り~バレエ音楽「恋は魔術師」より
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 ミッシャ・マイスキーはラトヴィア共和国生まれ。ロストロポーヴィチとピアティゴルスキ両巨匠に師事した世界で唯一のチェリストだ。その彼が今年、初来日から四半世紀になるという。それだけでなく、その記念リサイタルを初めて娘さんのリリーと長男サーシャとともに、家族によるトリオを披露する。
 「私は、私たちの奏でる音楽によって、大変な困難に立ち向かっている日本の皆様に、ひと時の幸せをお届けできるよう切に望んでおります」
 ミッシャ・マイスキーは、ロンドン、パリ、ベルリンなど世界の主要ホールに出演、熱狂的な支持を受け続けている。ドイツ・グラモフォンの専属アーティストとして、25年間で30を超える録音をリリース。これまでにグラミー賞へのノミネートやエコー・ドイツ・シャルプラッテン、パリのディスク・グランプリなど受賞多数。その輝かしいキャリアのなかでも特にバッハの演奏では高い評価を得ており、2000年にはバッハ・プログラムで100以上の公演を行い、無伴奏チェロ組曲の3度目のレコーディングもリリースされた。
 これまでにバーンスタイン、メータ、ムーティ、レヴァイン、シノーポリ、バレンボイムら名指揮者たち、さらにアルゲリッチ、ルプー、キーシン、P.ゼルキン、クレーメル、バシュメット、ヴェンゲーロフほか世界のトップ・アーティストらと共演している。
 ピアニストの娘さんリリー・マイスキーは1987年生まれ。パーセル音楽学校に学び、アルゲリッチらの指導を受ける。カーネギーホールの熱帯森林保護団体チャリティ・ガラ・コンサートでデビュー。ドイツ・グラモフォンで父ミッシャの録音に参加、またEMIからは「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」のライヴ録音をリリース。
 ソロ・室内楽双方で活躍し、ヴェルビエ、フィレンツェ五月祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン等に参加。またロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ウィーン・コンツェルトハウス、モスクワ音楽院等各国主要ホールに出演。室内楽では父ミッシャのほか、ラクリン、ヤンセン、カプソン、アンゲリッシュらと共演している。
 ヴァイオリニストの長男サーシャ・マイスキーは1989年生まれ。3歳でヴァイオリンを始める。97年熱帯森林保護団体のガラ・コンサートでカーネギーホールにデビュー、ヴェンゲーロフ、ムローヴァ、アルゲリッチらと共演。これまでにクィーン・エリザベス・ホール、ウィグモア・ホール、バッキンガム宮殿などでソロ及び室内楽を演奏。特に父のミッシャ、姉のリリィとはトリオで度々共演している。これまでにオイストラフ、ラクリン、ヴェンゲーロフ、F.アンドリエフスキ、I.ラシュコフスキー、V.グルツマン、E.グラッハ、オイストラフ、N.Y.キム、シトコヴェツキーらの薫陶を受ける。ロンドンのパーセル音楽学校を優等で卒業後、現在はウィーンでボリス・クシュニールに師事。
 あまり優れた親を持つとそれを超えられないというのが世の習いだが、この一家はどうやらその常識を越えた存在のようだ。
主催:テレビ朝日、株式会社AMATI
http://amati-tokyo.com/performance/20101008.html
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2011年9月22日 (木)

イモージェン・クーパー  ピアノリサイタル
Fantastic Pianist Series 2011-12

名古屋 10/20(火)・電気文化会館 
横浜 10/23(日)・杉田劇場
東京 10/24(月)・トッパンホール
大阪 10/25(火)・いずみホール

シューベルト/3つの小品 D946
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第17番
ニ短調Op.31-2《テンペスト》
ブラームス/主題と変奏
(原曲:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op
18より第2楽章)
シューベルト/ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D958111023pf_2


 今回の来日ツアーのきっかけは、2008年10月トッパンホールでマーク・パドモアの共演者としてシューベルト《冬の旅》を演奏したことに始まる。ピアノ演奏に感動した主催者が「是非、彼女のシューベルトを聞きたい」と今回のキッカケをつくった。シューベルトに始まりメインディッシュをシューベルト晩年のソナタに据えた由縁はここにある。 
 イモージェン・クーパーは、ロンドン生まれ。12才からパリ国立高等111024pf_2 音楽院でジャック・ファブリエ、イヴォンヌ・ルフェーブルに師事。1984年、クルト・ザンデルリンク指揮ロサンゼルス・フィル、サンフランシスコ響などとの協演でアメリカデビュー。夏にはモーストリー・モーツァルト・フェスティヴァルでネヴィル・マリナーと共演。翌85年にはロンドンをはじめヨーロッパ各地での“シューベルト・チクルス”で大成功を収め た。ハーディング指揮ロンドン響ツアー、ニューヨーク・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ゲヴァントハウス管、エッシェンバッハ指揮フィルハーモニア管、エルダー指揮ロンドン・フィルと共にBBCプロムスに出演し欧州で広く知られるようになる。
 現代音楽での評価も高く、96年ベルリン・フィルメンバーとの共演でブレット・ディーンの五重奏曲など多くの初演を行っている。歌曲伴奏ではヴォルフガング・ホルツマイアーから長年に渡り厚い信頼を寄せられている。CDでも評価が高く、ロンドンでのリサイタルシリーズ「シューベルトライブ」は特に絶賛を浴びている。2007年大英帝国勲章CBE授与、翌08年ロイヤル・フィルハーモニック協会からも賞を授与されている。
 今回のツアーリストは、以下の招聘元のHPでご覧いただけます。
http://www.proarte.co.jp/shop/products/list.php?
[横浜公演]・プロ アルテ ムジケ Tel 03-3943-6677
E-mail:info@proarte.co.jp Fax 03-3943-6659
[東京公演]・トッパンホール Tel 03-5840-2222
http://www.toppanhall.com/concert/detail/201110241900.html
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2011年9月20日 (火)

2つの竪琴 ハープ×アルパ
10/23
(日)pm2:00
銀座:十字屋ホール


中村愛(ハープ)
池山由香(アルパ、メゾソプラノ)


君偲ぶ夜/D.オルティス(アルパ独奏)
妖精/M.トゥルニエ(ハープ独奏)
[トーク/各楽器の奏法について]
ラス・チアパネカス/メキシコ民謡(アルパ弾き歌い)
アヴェ・マリア/G.カッチーニ(ハープ×歌)
[トーク/各楽器の説明]
ファンタジー/R.シュポア(ハープ独奏)
カスカーダ/D.ガルシア(アルパ独奏)
     *
グリーン・スリーヴス/アイルランド民謡
(ハープ独奏)
オーバー・ザ・レインボウ/H.アーレン(ハープ独奏)
ホール・ニュー・ワールド/A.メンケン(アルパ独奏)
広い河の岸辺/スコットランド民謡(アルパ弾き歌い)
[トーク/二人の出会いと、楽器との出会い]
サウンド・オブ・ミュージックより(ハープ×歌)
 
/R.ロジャース、O.ハマースタイン
 サウンド・オブ・ミュージック、私のお気に入り、エーデルワイス

[トーク/合奏についてのお話]
オペラ・リナルドより「涙の流れるままに」/G.F.ヘンデル

アンダルーサ/E.グラナドス(ハープ×アルパ)
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 ハープとアルパ。似ているようでいて、音色や演奏法、それに演目もそれぞれだ。その面白さを、間近に見、聴いて楽しんでもらおうというコンサート。それぞれのソロ演奏に加え、歌とハープ、アルパとグランドハープのデュオなどを楽しむ。
 今まで楽器単体の演奏はきいたことがあるが、2つの楽器のデュオは初めてだ。それぞれの楽器の特徴を生かした楽曲を演奏し、形が似ていて起源が同じでも、音色や演奏方法、それに演目もガラッと違う。そのおもしろさを、間近に見て聴く。初めての体験だ。それぞれのソロ、歌とハープ、アルパ弾き歌い、グランドハープとアルパのデュオと、2人で4通りをこなす。
 そのテーマは、まず「対比」だ。でも、前半では全く対比していたものが、進むに従って、次第に2つが融和していく。ニクイ仕掛けだ。
 前半のハープ・ソロの「ファンタジー」とアルパ・ソロの「カスターダ」は、曲の雰囲気がどこか似ているうえに、2曲ともカデンツァの様な要素があるので、音楽が「ハープならこうなる」「アルパならこうなる」という違いが味わえるという。
 後半のハープ×アルパの「アンダルーサ」ではハープが伴奏でアルパが旋律を弾き、ハープ×アルパの「涙の流れるままに」(別名「私を泣かせてください」)ではハープが和音から構成される旋律を弾き、伴奏をアルパが受け持つ。
 最初は「似ているようで似ていないハープ」というところから始まり、2つの楽器の個性を理解して頂き、後半は「合奏になったらどんな音になるのだろう?」という疑問に応えてくれるというしかけだ。加えて、アルパ奏者池山さんがハープ伴奏とアルパ弾き語りの両方で歌唱も披露する。
 ハープの中村愛(Megumi Nakamura)さんは、千葉県出身。東京音大卒。4歳からピアノを始め、12歳からハープを始める。これまでにハープをヨセフ・モルナール、木村茉莉、篠崎史子の各氏に、室内楽を島崎説子女史に師事する。第9回大阪国際音楽コンクールハープ部門第3位。ハープ協会主催新人演奏会、東京音楽大学千葉県支部主催新人演奏会出演。
 2011年には数々の著名アーティ ストの演奏会を手掛けてきた、故・村上信爾氏のプロデュースで、すみだトリフォニーホールで初のソロリサイタルを開催し好評を博す。ソロの演奏会を中心に、室内楽・オーケストラ・オペラなどでの演奏活動を行い、最近ではベトナム国立交響楽団や中国・武漢管弦楽団などと現地で共演するなど、活動の場を海外にも広げている。また、個人レッスンはもとより、千葉県立女子高オーケストラ部講師として後進に当たっている。
 アルパの池山由香(Yuka Ikeyama)さんは、小学生の時に父の仕事の都合で移り住んだアルゼンチン・ブエノスアイレス市でアルパに出会う。メキシコ大使館主催パーティーや 新星クラブコンサート、東京オペラシティ近江楽堂ランチタイムコンサート、などで演奏。また、声楽の分野ではベートーヴェン「合唱幻想曲」(アルトソロ)、シューベルト「冬の旅」リレー演奏会、武蔵野雨情会チャリティーコンサート等に出演。 山形県・最上町少年少女合唱団やスイス・ローザンヌ歌劇場日本公演の児童合唱指導アシスタントを務める。日本ではまだ少ない、アルパ弾き語りのスタイルで活動している。
 2011年3月、ケーナ奏者の八木倫明氏とのデュオ「Duo QuenArpa」としてCD「広い河の岸辺」を発売(推薦文:湯川れい子)。発売に伴いTBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」にて生演奏。これまでにアルパをチョチン・バルブエナ、チューチョ・デ・メヒコ、マルシアル・ゲレロの各氏に師事。国立音大演奏学科声楽専修卒業。現在、桐朋学園大声楽科研究生3年在籍。日本パラグアイ協会・アルパ振興委員会会員。
主催・申込み:十字屋ホール Tel:03-3561-5250 下記HPから。
料金4,000円(全席自由/1ドリンク付)
http://shop.jujiya.co.jp/event/detail.php?product_id=2360
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月18日 (日)

三戸素子ヴァイオリンリサイタル2011
“美の亡霊”ベートーヴェン ソナタ第10番を巡って

10/1
(土)pm7:00
東京文化会館小ホール

ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番 ニ短調  作品108
バッハ: 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番  ト短調  BWV1001
バルトーク:ラプソディ 第1番 (1928)
ベートーヴェン :ヴァイオリンソナタ第10番 ト長調  作品96

ヴァイオリン:三戸素子111001vn
ピアノ:ティム・レーベンスクロフト

「10年ほど前に初めて弾いたとき、ベートーヴェンの前期から中期に書かれた9番クロイツェルまでと、この第10番との違いをとても感じました。それで、年月をかけて後期の弦楽四重奏を全曲2クール演奏し、ヴァイオリンソナタをまた1番から9番まで勉強し直して、なんとなく後期の音楽の空気がつかめ、このソナタの位置がわかってきたところで、今年そろそろやってみようかなと」…いつも真摯な三戸さん、今回は極めつけで、独白は続く。
 …というわけで、今年のプログラムは、ベートーヴェンの最後のヴァイオリンソナタ第10番をメインに構成しました。ベートーヴェンは第9番の大曲クロイツェルソナタを書き上げた10年後、なぜこのソナタを作ったのでしょうか。今回は、この曲のある意味で対極にあると思われるブラームス・バッハ・バルトークの名曲と組み合わせて、作曲者の意図をあぶり出そうと試みたのです。共演はヨーロッパで勉強していた頃からの気心のしれたピアニスト、ティム・レーベンスクロフトです。…更に続く。
 …ベートーヴェンが「後期」と呼ばれる最期の境地に入っていくその直前、独特な空気が流れる作品がいくつか残されています。このヴァイオリンソナタ第10番は、その中のひとつ。「春」「クロイツェル」等、名曲の多いベートーヴェンのヴァイオリンソナタの最後の作品で、ひとつぽつんと独自の世界で佇んでいます。
 この曲の内部に入りこむために、さまざまなアプローチが考えられますが、今回はこの“美の亡霊”のようなソナタの周囲に、柱となるような真っ直ぐな曲を配置することにしました。いわば「健康な身体」を外付けすることにより、無理な力をかけずにこの音楽のうつろいと、はかなく散りばめられたモチーフに集中しようというのです。ブラームスに「力と熱量と包容力」を、バッハに「揺るぎないモチーフの構築」を、バルトークに「ほとばしる人間的な営み」を託し、“ソナタ第10番の美”にせまってみようと思うのです。
 プロフィールなど詳細は、下記HPでご覧いただけます。
申込み:ハラヤ・ミュージックエンタープライズ  Tel:03-3587-0218
http://www.harayamusic.com/concert/2011/111001.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。





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2011年9月16日 (金)

ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージ
ピアノ・デュオ
Vladimir & Vovka ASHKENAZY  Piano duo
10/5
(水)pm7:00
サントリーホール

プーランク:2台のピアノのためのソナタ
ラフマニノフ:組曲第1番 「幻想的絵画」op. 5
ムソルグスキー(編曲:V.アシュケナージ):禿山の一夜
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ラヴェル:ラ・ヴァルス
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LPレコード時代、新進ピアニストとして羨望の的だったアシュケナージが、いつの間にか指揮者として知られるようになって…でも遠い海の向こうのことだと思っていたら、何とN響の音楽監督に就任。あのツワモノどもを束ねられるのかと戸惑ったものだが、後述の経歴に見るように杞憂だった。 
 ピアニストとしては主にレコーディングに専念し、ご子息とのフレンチ・デュオ作品集など多彩な活動を続けてきた。日本のコンサートホールへピアニストとして登場するのは約10年ぶり。しかも、話題のデュオ・コンサートだ。これは外せない。
 彼は今回の公演についてチラシ裏面にメッセージを寄せている。
…今秋、尊敬する日本の皆さんのために再びピアノ演奏ができますことを、今からとても楽しみにしております。息子ヴォフカとのピアノ・デュオは、常に歓びに溢れています。親子ということもあるのかも知れませんが、他の誰との共演よりも音楽的な感性や呼吸が自然の内に融け合う気がするのです。
 今回のプログラムはピアノ・デュオ・アンサンブルの魅力を十二分にお届けできるような作品を散りばめた構成になっています。プーランクのソナタは多くの方が初めて聴く作品かもしれませんが、一度耳にすれば、きっとまた聴きたくなってしまうような魅力あふれる素敵な作品です。
 ラフマニノフの組曲第1番は、2台ピアノのオリジナル作品の中で傑作のひとつと謳われています。そしてムソルグスキーの名曲は息子ヴォフカの素晴らしい編曲で聴いていただきます。ラヴェルの二つの作品については、皆さんの方がよくご存知かも知れませんね。
 2台のピアノのためのオリジナルの名曲たち、今までに聴いたことがないけれど皆さんに紹介したい素敵な曲、そして息子ヴォフカが特別に編曲した皆さんにお馴染のオーケストラ曲を組み合わせてみました。ピアノ・デュオの醍醐味を存分にお楽しみいただけると嬉しいです。(2011年5月東京にて)
ウラディーミル・アシュケナージ Vladimir Ashkenazy:
 1955年ショパン・コンクールにて世界にその名を知らしめて以来、ウラディーミル・アシュケナージは、ピアニストとして傑出したキャリアを誇るだけでなく、アーティストとして多彩な活動を積極的に展開し、世界の音楽愛好家に感動を与え続けている。クリ―ヴランド管弦楽団首席指揮者、ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者・音楽監督、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、NHK交響楽団の音楽監督を歴任、2009年1月よりシドニー交響楽団の首席指揮者・音楽アドヴァイザーに就任。また、桂冠指揮者を務めるフィルハーモニア管弦楽団、NHK交響楽団、アイスランド交響楽団や、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団などの指揮台に定期的に登場している。またEUユース・オーケストラの音楽監督も務め後進の育成にも力を注いでいる。ピアニストとしてのアシュケナージは、舞台を主にレコーディング・スタジオに移して、1999年グラミー賞を受賞したショスタコーヴィッチ「プレリュードとフーガ」や、バッハ「平均律クラヴィーア曲集」、ヴォフカ・アシュケナージとのフレンチ・デュオ作品集などに見られる様に、多彩で広範囲にわたる作品の録音に、献身的に取り組み続けている。

ヴォフカ・アシュケナージVovka Ashkenazy:
 モスクワ生まれ、アイスランドと英国に育ったヴォフカは、幼少よりピアノをはじめ、やがてロイヤル・ノーザン・カレッジにてスラミータ・アロノフスキーらに師事。1983年にバービカンセンターにて、リチャード・ヒコックス率いるロンドン交響楽団とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を共演しロンドンデビューを飾って以来、多岐に渡る活動を繰り広げている。近年では、セミヨン・ビシュコフ、マルティン・フィッシャー=ディースカウ、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキらと、ハリウッド・ボウル、シドニー・オペラハウス、ベルリン・フィルハーモニーなどにて共演。室内楽奏者として、ヴァシリス・ツァブロプロス、レイキャビク木管五重奏団、クラリネットのディミトリ・アシュケナージらと共演、録音も行っている。ウラディーミル・アシュケナージとのピアノ・デュオとしてデッカより2009年にリリースされたフレンチ・デュオ作品集は、各方面から高い評価を得ている。コンサート活動の傍ら、オーストラリア、デンマーク、イギリス、ギリシャ、グアテマラ、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、米国などでマスタークラスを開催するなど、教育活動にも力を注いでいる。
主催:テレビ朝日・株式会社AMATI

http://amati-tokyo.com/performance/20101009.html
今回のツアーリストは以下のURLでご覧いただけます。
http://www.universal-music.co.jp/classics/release/artist/a/vladimir_ashkenazy.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月15日 (木)

神奈川フィルのモーツァルト“レクイエム”
金聖響指揮/第275回定期演奏会

10/7
(金)pm7:00
横浜みなとみらいホール111007


森麻季(ソプラノ)
林美智子(メゾ・ソプラノ)
吉田浩之(テノール)
青山貴(バリトン)
神奈川フィル合唱団 

モーツァルト:
交響曲第29番イ長調
「レクイエム」 ニ短調

 金聖響が9月に客演した東京シティ・フィル公演のR.シュトラウスは絶品だった。楽団にピアニッシモを奏でさせることが出来る得難い逸材だ。
 神フィル常任指揮者2年目も折り返し地点を回ったが、定期ではマーラー・チクルスを意欲的に進める一方で、オーケストラにとって基本となるレパートリーを洗い直し、磨きをかけている。チラシ裏面のコメントを紹介しよう。
…シンプルで明快なオーケストレーションの中に、深い精神性をもつモーツァルト作品もそのひとつだ。交響曲第29番は、そう頻繁に取り上げられる作品ではないが、オーボエとホルン、弦楽器群という小編成ならではの清明な響きの中に、モーツァルトらしい深さを感じさせてくれる。
 プログラム後半のレクイエムは未完(弟子ジェスマイヤーにより完成)ながらも、聴く者の魂を浄化してくれるような、モーツァルトの最高傑作のひとつ。震災で亡くなられた方々の鎮魂と、その悲しみを乗りこえて未来へと生きる私たちへのエールともなるだろう。世界で活躍する実力を持った4人の歌手たちも、それぞれに深い思いを込めて歌ってくれるだろう。クールな頭脳と温かいハートを持つ金聖響は、ステージの上の演奏家たちの心をひとつにして、熱い演奏で会場へと伝えてくれるに違いない。今回はソリストの人気もあって特に好評で、残席僅かとのこと。お早めに。
S¥6,000 A¥4,500 B¥3,000 学生(B席)¥1,000
シニア(70歳以上)は各席種2割引き 
問合せ:神奈川フィル・チケットサービス
Tel 045-226-5107
http://www.kanaphil.com/perform/perform.cgi?mode=search&n=1&c=1&id=695
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月14日 (水)

相次ぐブラームスの「ドイツ・レクイエム」
飯守泰次郎/東京シティ・フィル(10/13)
小泉和裕/東京都交響楽団(10/25)

 どちらの楽団も、定期公演は4月からの年間予定を前年の秋には公開しているから、まさか年が明けて大震災にみまわれるなど想定外。半年経っても災害復旧は始まったばかり。それどころか原発の被害はむしろ広がっている。
 題名は、ドイツ語で唱われる“鎮魂ミサ曲”という意味。通常、レクイエムはカトリック教会で死者の霊を慰めるための典礼音楽として演奏されるので、ラテン語の祈祷文に従って作曲される。でも、ブラームスはプロテスタント信者なのでマルティン・ルターが訳したドイツ語版の聖書などに基づいて、ブラームスが自分で選んだテキストを歌詞としている。また、演奏会用として作曲され、典礼音楽として使うことは考えられていないという。ブラームス自身が、「キリストの復活に関わる部分は注意深く除いた」と語っているそうだ。
 着手から初演まで21年要した交響曲第1番ほどではないが、このレクイエムも全曲初演の1869年まで12年を要している。恩人のシューマンの死を悼んで着手したが、その後頓挫し、65年に母を亡くし急いだとのことだが、それからも4年かかっている。また、出来たところから演奏されたなど、初演当時の事情も含めてウィキペディアを参照されたい。
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

10年振り! 飯守の「ドイツ・レクイエム」
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第252回定期演奏会

10/13(木)pm7:00
pm6:15:飯守泰次郎のプレ・コンサート・トーク
111013東京オペラシティ
コンサートホール

指揮:飯守泰次郎
ソプラノ:安井陽子
バリトン:福島明也
合唱:東京シティ・フィル・コーア
(合唱指揮:藤丸崇浩)

ブラームス/悲劇的序曲 作品81
ブラームス/ドイツ・レクイエム作品
45


 ちょうど10年前の2001年、まだN.Y世界貿易センターのツインタワーがそびえていた7月27日。東京シティ・フィル・コーアがデビュー公演で演奏したのが、飯守泰次郎指揮のブラームス「ドイツ・レクイエム」だった。当時、東京シティ・フィルは前年秋にワーグナーの「ニーベルングの指輪」全4曲ツィクルスを“オーケストラル・オペラ”というセミステージ形式でスタートさせ、喝采を浴びていた。
 今回のソリスト、ソプラノの安井陽子は、桐朋大卒業後、同大学研究科と二期会研修所マスタークラス修了し、ウィーンへ留学し国立音楽大学研究課程声楽科修了。ヘンツェ「若き貴族」イーダで欧州デビューを果たし、以降「魔笛」夜の女王、オッフェンバックの「青ひげ公」ロザリンデなどを好演。帰国後は二期会「ナクソス島…」ツェルビネッタで国内本格デビュー。以降、快進撃を続けている。二期会会員。
 バリトン福島明也は東京藝大卒後、同大学院とオペラ研修所修了。日本音楽コンクール優勝後、渡伊。「ハムレット」タイトルロールで認められ、ジローオペラ賞新人賞を受賞後、日本を代表するプリモ・バリトンとして活躍し、第25回ジローオペラ大賞を受賞。新国開場記念公演「建TAKERU」タイトルロールの重責を担う。東京藝大准教授、二期会会員。
 マエストロ飯守については、下記URLでとくと御覧いただくとして、彼のプレトークは一聴に値します。お早めに。
主催:東京シティ・フィル財団 http://www.cityphil.jp
申込み:東京シティ・フィルチケットサービス Tel:03-5624-4002
http://www.cityphil.jp/concert/c2011/s20111013.html

ブラームスの真髄 癒しのハーモニー
東京都交響楽団 第723回定期演奏会Bシリーズ
11102510/25
(火)pm7:00
サントリーホール

指揮:小泉和裕
ソプラノ:佐々木典子
バリトン:萩原潤
合唱:晋友会合唱団

ドイツ・レクイエム 作品45

 当初、予定していた指揮者が来日せず、都響レジデント・コンダクターの小泉和裕にたすきが渡った。
 小泉は東京藝大指揮科に入学して山田一雄氏に師事。70年第2回民音指揮者コンクール第1位受賞。72年7月、新日本フィルハーモニー交響楽団創立に際し、指揮者として参加。同年10月ベルリンのホッホシューレに入学、ラーベンシュタイン教授にオペラ指揮法を師事。73年夏、ボストンのタングルウッド音楽祭に参加。同年11月には、第3回カラヤン国際指揮者コンクールに第1位受賞、その後ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して華々しくベルリン・デビュー果たした。
 以降の欧米を股にかけた経歴については下記URLでご覧いただけるのだが、その佇まいは華麗なキャリアには似合わないと云ってよいほど真摯。派手なパフォーマンスとは無縁、奇を衒わない深みのあるオーソドックスな演奏が高く評価されている。都響団員は無論、広くクラシックファンから各界名士まで、彼への思慕は広範だ。
 ソプラノ佐々木典子は、ザルツブルク モーツァルテウム芸術大学オペラ科を首席卒業後、1984年 ウィーン国立歌劇場オペラスタジオで研鑽を積み、86年~91年まで ウィーン国立歌劇場専属歌手を務める。ウィーンで学ぶ歌手は多が、国立歌劇場専属は希有なキャリアだ。万難を排して引き受けるというほど、R.シュトラウスに目がない。「ばらの騎士」の元帥夫人が当たり役だが、つい先日(9/8)東京シティ・フィル初台公演の「四つの最後の歌」は期待に違わず逸品だった。それにモーツアルトとブラームスは、彼女がもっとも得意とするところだ。ウィキペディアでたっぷりご覧いただけます。  
 萩原潤は、東京藝大卒後、現在、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学大学院在籍。音楽祭で「セビリアの理髪師」のフィガロに抜擢され、、「コシ・ファン・トゥッテ」のグリエルモ、「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵、「魔笛」のパパゲーノ、「ラ・ボエーム」のショナールなどで活躍する一方、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして、宗教曲でも活躍している。
 ソリストの魅力か、残席僅かとのこと、こちらもお早めに。
http://www.gotoh-mf.jp/prize/0069_14_opera_jun_hagiwara.php
主催:東京都交響楽団
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/index.php?id=3439
申込み:都響ガイド Tel:03-3822-072

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2011年9月10日 (土)

「サッちゃんとツトム君の物語」
第3話バック・トゥ・ザ・お江戸の巻
東京室内歌劇場 Show劇場シリーズ
10/14(金)pm6:00
旧東京音楽学校奏楽堂

作・演出 桜田ゆみ
曲目
♪紅葉 ♪サッちゃん ♪山口さんちのツトム君 ♪おさるのかごや ♪北風小僧の寒太郎 ♪出船 ♪夢芝居 ♪銭形平次 ♪山寺の和尚さん ♪天城越え ♪毬と殿様 ♪浜千鳥 ♪蔓珠沙華 ♪おもいで酒 ♪夜桜お七 ♪愛燦燦 ほか

語り/講談/桜の精 ・・・・・・桜田ゆみ
山口サチコ/お幸・・・・・・・・北條聖子(S)
山口ツトム/勤乃丞・・・・・・松﨑賢吾(劇団俳優座)
池 みよ子/お美代 ・・・・・・坂野由美子(S)
池 忍/板東忍之助 ・・・・・・古澤利人(Br)
サチコの父/浩左右衞門・・・堀野浩史(B)
サチコの母/お昌・・・・・・・・新藤昌子(S)
ツトムの母/和泉花魁・・・・・田辺いづみ(Ms)
ツトムの祖母/お桂・・・・・・・村松桂子(Ar)
サチコの祖母/靖光尼・・・・・塩谷靖子(S)
御徒町夢子 ・・・・・・・・・・・・内田裕見子(Ms)
寺男/西郷先生/ほか ・・・・・劉毅(劇団俳優座)
北風小僧の寒太郎/三休さん・・・島田道生(T)
昭子 ・・・・・・・・・・・・・藤原瑠璃奈(子役)
和夫 ・・・・・・・・・・・・・志村拓紀(子役)
おさるの籠や/江戸のわらべ・・・白鳥亜美香
  /白鳥愛実/関真梨恵/山口純加(子役)
ピアノ/お栄・・・・・・・・・・篠原栄子
フルート/近兵衛・・・・・・・・近藤秀明
チェロ/お妙・・・・・・・・・・町田妙子
111014_2

 7/15の『ピアニスト原智恵子没後10年記念公演』で、“脚本・演出・主演”をやってのけた桜田ゆみ。シリアスなテーマなのに客席を上質な笑いに包む、逸材だ。その彼女が昨年春にスタートさせた“日本の歌物語シリーズ”『サッちゃんとツトム君の物語』。“日本の愛唱歌で綴る音楽芝居”で、誰でも知っている日本の歌が次々登場するのだが、中身は、テンポの速いストーリーが展開する芝居。初回はみなが知ってる「サッちゃんとツトム君の物語」だったが、今年2月の第2話は、幼馴染みの二人が初恋を実らせ結婚する。その舞台は昭和の上野さくら横町で、下町の人情劇…。
 そして、今回の第3話。サッちゃんとツトム君は昭子と和夫という双子のお父さんとお母さんになる。のだが、双子の姉弟が何と江戸時代にタイムスリップ。江戸を舞台に壮大で荒唐無稽なお話が繰り広げられる。今回、作者の桜田ゆみは狂言回しの講談師役で出突っ張りのようだ。登場人物は上記のとおり。役者は講談師を入れて13人、子役6人。楽団はピアノとフルートそれにチェロ。これで入場料3,500円(全自由席)は超お得。既に2回の実績があるためか「1カ月前に売り切る」と強気だ。
主催:東京室内歌劇場 Tel:03-5642-2267
申し込み:桜田オフィス Tel/fax:042-306-0723
E-mail yumi1201enchanted@yahoo.co.jp
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月 9日 (金)

ナイディック&レヴィン デュオ・リサイタル
ピリオド楽器を奏でる名手の饗宴
スペシャルオリンピックス日本・長野チャリティコンサート
10/19(水)pm7:00・東京文化会館
10/22
(土)pm5:00・ホクト文化ホール(長野)

クラリネット/チャールズ・ナイディック
ピアノ/ロバート・レヴィン


ブラームス:クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 op.120-1
ブラームス:クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 op.120-2
シューマン:幻想小曲集 op.73(オリジナル版) ほか

111019  ピリオド楽器のクラリネットを聴く得難い催し。チラシ裏面で海老澤敏氏が賛辞を述べている。
 「クラシック音楽も20世紀後半に入って、まことに大きな変化を経験し、その流れは今世紀に入っても、ますます勢いを増し、私たちの音楽体験をまこと豊かに、また新鮮なものにしてくれています。
 そうした滔々たる水流の先頭に立っている音楽家の中でも際立った存在が、私にはクラリネットのチャールズ・ナイディック、 そしてピアノのロバート・レヴィンだと考えています。今まで私たちが信じていた19世紀の響きが当時の オリジナルな楽器の響きのまったく新しい再創造によって私たちの耳と心とを確実に捉え、魅了しつくしてくれるものと、 私はかたく信じ、大きな期待に胸を弾ませています」
 文字通り“いにしえの音、そして21世紀の新しい響き”に出会う催しなのだ。
 両氏のプロフィールは、主催者のHPでしっかりご覧いただくとして、使用楽器について一言。
 ナイディック氏のクラリネットは、19世紀後半のドイツの名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルト (1856-1907) が使用したミュンヘンの楽器製作者ゲオルク・オッテンシュタイナー作の楽器をヨッヘン・ ゼゲルケがコピーしたレプリカとのこと。
 レヴィン氏が弾くピアノは、19世紀ウィーンのピアノ製作者として知られるヨハン・バプティスト・シュトライヒャー (1796-1871) が1871年に製作したオリジナルのピアノで、2002年までウィーンのブラームス博物館に展示されていた(東京文化会館演奏会のみ使用)
主催:NPO法人スペシャルオリンピックス日本・長野
問合せ:スペシャルオリンピックス日本・長野チャリティコンサート実行委員会
Tel:026-225-1550  http://www.son-nagano-concert.com
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月 8日 (木)

 麻理子 ヴィオラ・リサイタル
9/23(金)pm2:00
JTアートホール アフィニス

ニーノ・ロータ:間奏曲
バッハ:シャコンヌ  
シューマン:幻想小曲集 作品73
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラソナタ作品25-1
シューベルト:アルペジョーネソナタ
110923va_2 

 まだ残暑が居座る気配だが、このチラシは秋がもう目の前に迫っていることを知らせてくれる。
 「今回は、ヴィオラの魅力をわかりやすく、幅広く、心あたたまる音楽をお伝えしたいと選曲しました」と原麻理子さん。
…シューマンはとくにチェリストのスティーブン・イッサリースと毎年学ぶようにしている作曲家です。アルペジョーネソナタは最近、ヴィルトゥオーゾのように弾かれてしまいますが、そうではなく、シューベルトのもつ純粋な歌、そしてウィーンのお洒落さで、この曲を表現できたら、と思っています。
 原さんは、桐朋学園卒業後、世界的ヴィオリスト・今井信子氏に素質を見抜かれヴィオラに転向、「日本人でまれにみる国際的に活躍できる大型ヴィオリスト」 と評された、新鋭ヴィオリストだ。2006年からジュネーブ音楽院ソリストディプロマに学び、09年満場一致の首席で卒業。同時にすべての楽器の最高位として Albert Luillin 賞を授与。Philippe Graffin(Vn), Colin Carr(Vc), James Clark(ロンドン響コンサートマスター),MattewMcdonald(ベルリンフィル首席コントラバス)らとヨーロッパ各地で共演、また今井信子氏と10カ月にわたり演奏旅行に同行。04年に結成した“ジュピターカルテットジャパン”(植村太郎・ヴァイオリン、佐藤まどか・ヴァイオリン、原麻理子・ヴィオラ、宮田大・チェロ)のメンバーとしても活動を広げ、日本各地での演奏活動のほか、海外でも演奏活動を行う。11年から本格的にソロ活動を開始している。
http://www.marikohara.com/biography_jp.html
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2011年9月 7日 (水)

大石綾乃 ピアノリサイタル
Ayano Oishi Piano Recital
10/21(金)pm7:00
すみだトリフォニー
小ホール

・J.Sバッハ:パルティータ第5番ト長調 BWV.829
・ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」
・ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 「英雄」
・シューマン:幻想曲ハ長調Op.17

111021pf
 目を惹くチラシが舞い込んできた…大石綾乃さんを知ったのはオペラ歌手のコンクールだった。並みいる伴奏者のなかでひときわ印象に残る奏者だった。これは彼女のソリストとしてのデビュー・リサイタルだが、演目にその決意のほどがうかがえる。まず今年6月に郷里でお披露目し、今秋、満を持しての首都圏デビューということになる。挨拶に耳を傾けて欲しい。
…この度、私にとって初のソロリサイタルを行う運びとなりましたので、ご案内させていただきます。私にとってリサイタルは長年の大きな夢でしたが、今回、恩師を始め多くの方々に背中を押していただき、まず故郷の福井、そして大学時代から暮らしている東京と、2カ所で実現できることとなり、本当に嬉しい気持ちで一杯です。
 6月の福井公演で、まずは第一歩を踏み出すことができました。自分の中にある音楽のルーツは、故郷の地と幼い頃から見守ってくれていた方々なのだなと感じた温かな時間でした。
 東京公演でも同じプログラムを演奏しますが、異なる会場、お客様の雰囲気の中で自分がどんな演奏ができるのだろうと、また新しい気持ちで取り組んでおります。少しでも皆様の心に残る演奏をしたいと思っております。
 プログラムは学生時代からいつか演奏したかったシューマンの幻想曲を中心に構成しました。演奏者としても優れた作曲家が集まり、どの曲からもピアノに対する愛情が感じられます。私の大好きな作曲家ばかりです。
 また、東日本大震災の傷跡は大きく、まだまだ大変な状況が続いております。一刻も早い日本の復興を願って、祈りを込めて演奏したいと思います。ぜひご来場いただき、お聴きいただければ幸いです。
 最後に略歴をかいつまんで…大石さんは、お茶の水女子大音楽科卒業後、同大学院修了し、これまでに宇野美千代、相田由美子、小坂圭太、E.ハイドシェック、故・遠藤秀一郎の各氏に師事。2005年夏季ローザンヌ・音楽アカデミーのオーディションに合格、B.カニーノ氏、P.アモイヤル氏に室内楽を師事。国際的なバリトン歌手である、M.アウグスティーニ氏のマスタークラスで公式ピアニストを務める。ソロの他、室内楽、オペラのコレペティトゥールとしても広く活動している。
問合せ:大石綾乃ピアノリサイタル実行委員会Tel:03-3942-5630
     全席自由2,000円 oishi.recital2011@gmail.com
すみだトリフォニーホールのHP
http://www.triphony.com/concert/list.php?sch_date=201110#p21
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月 6日 (火)

ハープ&ピアノ デュオ・コンサート
髙野麗音×萩原麻未Duo Concert

SOCIETE GENERALE GROUP PRESENTS
9/26
(月)・27(火)いずれもpm7:00
紀尾井ホール

ハープ・ソロ
 ドビュッシー:アラベスク第1番
 サンカン:主題と変奏
 ヒンデミット:ソナタ

ピアノ・ソロ
   フォーレ:ノクターン第4番 変ロ長調 op.33-2
   ドビュッシー:喜びの島
   スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調 op.30

デュオ
 プーランク:シテール島への船出
   ラヴェル:鐘が鳴るなかで ~耳で聴く風景 より 
   ラヴェル:ラ・ヴァルス
   台信 遼:Stray Light for harp and piano 
ほか

110926  パリ国立高等音楽院時代からの交友関係にある二人の念願のデュオ・リサイタル。フランスで学んだ若手音楽家の育成・支援を積極的に行っているソシエテ ジェネラル グループの特別協賛を得て実現した。新作初演の曲目を作曲した台信遼さんも、パリ国立高等音楽院で共に学んだ作曲者だ。
 特別協賛のソシエテ ジェネラルは、1987年にソシエテ ジェネラル音楽メセナ財団を設立して以来、若手音楽家の育成、支援を積極的に行っている。
 ハープの髙野麗音さんは、10歳からハープを始め、東京藝大附属音楽高校卒業、東京藝大音楽学部を経て2005年パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格、10年同大学院修士課程を首席で修了した。日本ハープコンクールでは02年アドヴァンス部門優勝をはじめ、各部門で入賞。05年フランス・リリーラスキーヌコンクールシニア部門第3位。07年アメリカインターナショナルハープコンペティション入賞。08年フランス・パリ国際ハープコンクール最高位と総なめだ。06年以降4年間ロームミュージックファンデーションの奨学金を得る。ソリストとしての活動をはじめ、室内楽やオーケストラ、新曲の発表などに積極的に参加。これまでに景山真菜、木村茉莉、渡邊萬里、イザベル・モレッティの各氏に師事している。
 ピアノの萩原麻未さんは、5歳からピアノを始め、広島音楽高校を卒業後、文化庁海外新進芸術家派遣員としてフランスに留学。パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格し、ジャック・ルヴィエ、プリスカ・ブノワ両氏のもとで研鑽を積む。パリ国立高等音楽院修士課程を首席で卒業し、同年ジュネーヴ国際コンクールで日本人として初めて優勝。そのファイナルではパスカル・ロフェ指揮スイス・ロマンド管弦楽団と共演した。現在ロームミュージックファンデーション奨学生として、パリ国立高等音楽院及びパリ地方音楽院室内楽科に在籍。イタマール・ゴラン、エリック・ル・サージュ両氏に師事。パリを拠点に、さらなる研鑽を重ねながら演奏活動を行っている。
特別協賛:ソシエテ ジェネラル グループ
主催:株式会社AMATI
http://amati-tokyo.com/performance/20101011.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月 4日 (日)

吉田  ピアノリサイタル
9/25
(日)pm2:00
高崎シューベルトサロン

ピアノプラザ群馬本店内110925

シューベルト:即興曲 Op.90-3
ショパン:猫のワルツ Op.34
-3
    別れの曲 Op.10-3
        革命のエチュード0p10
-12
        ノクターン 遺作
        スケルツォ 第2番
リスト:慰め 第3番
        愛の夢
        バラード 第2番
    祈り


 吉田さんはロンドンを中心に活躍し、帰国後は出身の鎌倉をベースに横浜、東京で演奏活動を続けていて、群馬県では初のリサイタルという。
 今回の演目は、シューベルト、そしてショパンとリスト。
 シューベルトの即興曲Op.90-3は、シューベルトが亡くなる前の年1827年の曲で、スタインウェイ・ジャパン元会長鈴木達也氏曰く。…イエルク・デームスはこの曲を崇高な「シューベルトの祈り」といい、詩を作ったと。…一部を掲載しましょう。
 ”父よ、愛する人よ、愛に満ち溢れた父よ! ああ、悲しみは、あなたのお恵みを懇願します! あなたの至高の世界へと導きたまえ、父よ、私に与え給え! すると、より遠く深く世界はひれ伏し、眼下の森と野も、全て消え去ってゆく(中略)私はあなたのみもとに! 永遠にここに、何時もあなたのみもとに、全てあなたのみもとに!”
 この曲を最初に演奏することで、吉田さんは大災害での被災者の霊を弔い、さらに、神を信じ、森や野原の自然を超えて天国へ、父のみもとへ全てを委ねますと言うクリスチャンの彼女の祈りです。最後のリストの「祈り」で演奏会を締めくくります。
 吉田さんは、5歳よりピアノを始め、北鎌倉女子学園高等学校音楽科卒、桐朋学園大学音楽学部卒後1996 年渡英。ロンドン王立音楽院大学院で学び、演奏家ディプロマを得て修了。イギリス、ウィリアムズ&ブラント・ピアノコンクール入選。オーストリア、ザルツカンマーグート・サマーコース等参加。2000年2月、東京オペラシティ・リサイタルホールで帰国コンサートを開催し、以降日本を中心にヨーロッパでもソロ、室内楽やオーケストラと演奏している。これまでにチェコフィルハーモニー六重奏団、ルーマニア・バカウ国立交響楽団、ルーマニア・オラデア国立交響楽団、アンサンブル・ベラ・ムジカ、ロンドン・アンサンブルなどと共演、ルーマニアにてルーマニア日本国交コンサート等に出演している。 08年ショパン・リスト・ドビュッシーを中心としたCD「Delighted」をリリース。ピアノをフランク・ウィボウ、クリフォード・ベンソン、兼松雅子、吉田よし各氏に、アンサンブルをジェフリー・プラットリー、ヘミッシュ・ミルンの各氏に師事。
主催・問い合わせ:ピアノプラザ群馬 Tel 027-363-1262
http://www.pianoplaza.com/Concert/calendar.asp
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2011年9月 2日 (金)

岩崎 淑 ミュージック・イン・スタイル
シリーズVol.35 台湾の音楽家を迎えて
10/2(日)pm5:00
トッパンホール

ヴァイオリン:蘇顯達 Sien-ta Su, violin
ヴィオラ:何君恆 Chen-hung Ho, viola 
チェロ:岩崎 洸 Ko Iwasaki, violoncello

・スーク:ピアノ四重奏曲 イ短調 op.1
・蕭泰然:台湾頌、D調夜曲、嘸通嫌台湾
・クロール:バンジョーとフィドル
・洪 千恵:和歌《ミュージック・イン・スタイル2011年委嘱作品》
・ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 op.25

111002in  ピアニスト岩崎淑のミュージック・イン・スタイル シリーズは、1976年以来ピアノを含む弦、管、声楽のさまざまな室内楽の作品を披露してきた。第6回からは作曲家への委嘱作品を織り交ぜて発表し、今回第35回を迎えた。今回のゲストとのご縁を語っていただきましょう。
 今年はゲストに台湾から弦楽奏者の蘇顯達さん、何君恆さんをお迎えしました。台湾は私にとってなつかしい処で、3歳の時から高雄で5年間を過ごし、弟の洸は高雄で生まれました。2008年に国立台北芸術大学で室内楽のコンサートで共演、洸ともどもマスタークラスも開かせて頂きました。今回の二人のゲストは、フランスで研鑽を積まれたかたがたで、洗練された弦の美しさとお人柄に魅せられました。また今回、委嘱をお願いした洪さんはヴィオラの何君恆さんの夫人です。今回台湾の音楽家との国際交流ができることを大変うれしく思っております。
 今年は35回目の記念の年ですが、今までの委嘱作品が音楽之友社のComtemporary Music of Japanシリーズの中で出版されることになりました。私の夢が叶えられ、室内楽の日本人作品として残していけることを心より喜んでおります。
 珍しいスーク、ブラームスの名曲であるピアノカルテットを、楽しんで頂けましたらこんな幸せはございません。
 尚このシリーズは、9月下旬から岡山・北海道などでも開催される。
演奏者の略歴など詳細は、主催者のHPでご覧いただけます。 
http://www.proarte.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=328
主催:株式会社プロ アルテ ムジケ info@proarte.co.jp
Tel:03-3943-6677  Fax:03-3943-6659
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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