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2011年9月28日 (水)

ラフマニノフ《晩禱》
東京トロイカ合唱団
第18回全曲演奏会
10/28
(金)pm7:00
東京カテドラル聖マリア大聖堂

111028  東京トロイカ合唱団は、ロシアの合唱曲をロシア語で歌うべく1989年に結成されたプロの混声合唱団だが、活動の中心をS.ラフマニノフ(1873~1943)の『晩禱(ばんとう)』にしぼって、10年以上歌い続けている。
 ラフマニノフの『晩禱』は、1915年に完成し大好評を博するが2年後に勃発したロシア革命で宗教曲が封印されてしまい、再発見されたのは約半世紀後。作曲家の生誕100年を記念して1973年、ソ連国立アカデミー・ロシア合唱団が録音したレコードが西側で発売され各国で大評判となり、以降、ロシア音楽史上最大の遺産として評価された。
 しかし日本では、ソ連ではまだ『晩禱』が「幻の作品」だった1987年、東京男声合唱団と東京荒川少年少女合唱隊(女声パート)が全曲初演している。1989年の東京トロイカ合唱団の創設はこの時の演奏に触発されたそうで、1995年に15曲の全曲演奏会の本邦初演にこぎつけた。
 18回も歌い続ける、その魅力は…以下、主催者の弁。
 モーツァルトやバッハの作品には、それが宗教曲であっても必ずそこに「作曲家らしさ」が現れます。しかし『晩禱』に私たちが知っているラフマニノフらしさはありません。ただその細部に作曲家ならではの工夫が深く微細に刻まれています。これは、伝えられてきた図像をそのまま踏襲して「書く」ものでありながら、それでも作家の個性が滲み出る、正教会のイコン(聖像)の在り方を強く思い起こさせます。
 この作品が私たちが今まで知っている「芸術」(明らかに西欧のキリスト教に育まれた概念)の範疇とはどこか違っていることを感じさせます。
 これまで作品の存在を知らなかった方はもちろん、録音媒体を通してしか知らない方も、ぜひ一度『晩禱』を「体験」してみてはいかがでしょうか?
 グレゴリオ聖歌からの教会音楽の流れが、ロシアではラフマニノフによってこうした形で結実されたのは驚きだ。私も今度で4回目の体験になる。これまで出逢えないかった素晴らしい音楽がまだまだあることを知り、しばし感無量。是非体験されんことを。。
主催:トロイカ音楽事務所 admin@keigado.co.jp
Tel:03-3203-9070 Fax:03-3207-5909 
http://tokyo-troika.jp/tokyo-troika/information.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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