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2011年9月18日 (日)

三戸素子ヴァイオリンリサイタル2011
“美の亡霊”ベートーヴェン ソナタ第10番を巡って

10/1
(土)pm7:00
東京文化会館小ホール

ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番 ニ短調  作品108
バッハ: 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番  ト短調  BWV1001
バルトーク:ラプソディ 第1番 (1928)
ベートーヴェン :ヴァイオリンソナタ第10番 ト長調  作品96

ヴァイオリン:三戸素子111001vn
ピアノ:ティム・レーベンスクロフト

「10年ほど前に初めて弾いたとき、ベートーヴェンの前期から中期に書かれた9番クロイツェルまでと、この第10番との違いをとても感じました。それで、年月をかけて後期の弦楽四重奏を全曲2クール演奏し、ヴァイオリンソナタをまた1番から9番まで勉強し直して、なんとなく後期の音楽の空気がつかめ、このソナタの位置がわかってきたところで、今年そろそろやってみようかなと」…いつも真摯な三戸さん、今回は極めつけで、独白は続く。
 …というわけで、今年のプログラムは、ベートーヴェンの最後のヴァイオリンソナタ第10番をメインに構成しました。ベートーヴェンは第9番の大曲クロイツェルソナタを書き上げた10年後、なぜこのソナタを作ったのでしょうか。今回は、この曲のある意味で対極にあると思われるブラームス・バッハ・バルトークの名曲と組み合わせて、作曲者の意図をあぶり出そうと試みたのです。共演はヨーロッパで勉強していた頃からの気心のしれたピアニスト、ティム・レーベンスクロフトです。…更に続く。
 …ベートーヴェンが「後期」と呼ばれる最期の境地に入っていくその直前、独特な空気が流れる作品がいくつか残されています。このヴァイオリンソナタ第10番は、その中のひとつ。「春」「クロイツェル」等、名曲の多いベートーヴェンのヴァイオリンソナタの最後の作品で、ひとつぽつんと独自の世界で佇んでいます。
 この曲の内部に入りこむために、さまざまなアプローチが考えられますが、今回はこの“美の亡霊”のようなソナタの周囲に、柱となるような真っ直ぐな曲を配置することにしました。いわば「健康な身体」を外付けすることにより、無理な力をかけずにこの音楽のうつろいと、はかなく散りばめられたモチーフに集中しようというのです。ブラームスに「力と熱量と包容力」を、バッハに「揺るぎないモチーフの構築」を、バルトークに「ほとばしる人間的な営み」を託し、“ソナタ第10番の美”にせまってみようと思うのです。
 プロフィールなど詳細は、下記HPでご覧いただけます。
申込み:ハラヤ・ミュージックエンタープライズ  Tel:03-3587-0218
http://www.harayamusic.com/concert/2011/111001.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。





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