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2012年2月13日 (月)

日露友好ショスタコーヴィチ・プロジェクト2012
ショスタキスト井上道義
アンサンブル金沢
3/4
(日)pm2:30
日比谷公会堂

指揮 : 井上 道義
ソプラノ : アンナ・シャファジンスカヤ
バス : ニコライ・ディデンコ
管弦楽 : オーケストラ・アンサンブル金沢

シチェドリン:「カルメン」組曲(ビゼーのオペラ「カルメン」による
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番 op.135
120304


 「日比谷公会堂」の、あの伝説のプロジェクトから5年。「日露友好ショスタコーヴィチ・プロジェクト2012」と称して、井上道義が再びショスタコーヴィチに挑戦する。演奏曲目は、シチェドリン「カルメン」組曲と、ショスタコーヴィチ晩年の声楽入りの大作「交響曲第14番」だ。
 ソリストは、前回と同じメンツの予定だったが、声帯の治療を要することなったバス歌手が、ディデンコに代わった。
 マーラー・オタクだったというマエストロ井上がショスタコーヴィチの第一人者になったいきさつは、下記のURLで彼の肉声で聴くことができる。是非お聞きください。
http://www.kajimotomusic.com/news/2012/02/06/2012.php
 一方で彼は会場の日比谷公会堂オタクでもある。チラシ裏面に載っているその弁をお読み頂きましょう。「客席に入る瞬間、そこには何かが住んでいるような“気”があり、…文字通り襟を正す何かを感じる」とあるが、これ、本当だ。だまされたと思って足を向けて欲しい。
 彼曰く。人間の運命は本当に一寸先もわからない。ホールの運命だってそうかも知れない。軍人会館といわれ強い造りだったはずの九段会館が昨年3月11日に崩れ落ち、日比谷公会堂はビクともせず、周りの地面が沈下しただけだった。卵の殻のような構造といえるつくりのホール中心部分は、堅固な構造の市制会館側と、あの観客泣かせの階段との間で優しく支えられたのだろう。2011年正式な耐震試験を終えて、日比谷公会堂は日比谷公園と野外音楽堂と共に、日本の西欧都市構造と文化の受容の生きている例として東京都による補修が決定した。あの時代は「そこしかなかったから」音楽が途切れなかっただけではない、何かマジックがあのホールにはあるのだ。それを発見したのは僕だけでなく、若いお客さん達だったのだ。ホワイエから客席に入る一瞬、そこに何かが住んでいるような「気」があり、客席から見える舞台は文字通り襟を正す何かを感じるというのだ。二階からも手を伸ばせば届くような距離の舞台だから、オーケストラの個々の奏者の腕の違いさえ聞こえる、隠れることの出来ないごまかしの効かないホールである。『スッピンホール!』と僕は呼ぶ。実は生半可なアマチュアでなく真の音楽家でないとそこに結果を残せない透徹した本物志向の場。
 まだ音楽で身を立てようなどと思いもしなかった子供の頃、なんてひどい音なんだと思ったのは、まだレベルの低かった某東京のオーケストラでの「ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番」だった。人間の運命はわからないものだ。そんな強い洗礼を受けた私が、今このホールを『ショスタコーヴィチの聖地』としようとしているのだから。でもそれこそが真実なのだ。僕だっていつどうなるか判ったもんじゃない。想定外のことは常に起こるのだ。今日、健康を感謝し、いい音楽が聴け、美人を愛でる喜び?それ以外人生なにかあるか?
S¥6,000 A¥5,000
主催:ショスタコーヴィチプロジェクト実行委員
http://www.michiyoshi-inoue.com/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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