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2012年4月 6日 (金)

摩寿意 英子 ハープ サイタル
Masui,Eiko Harp Recital
シングルダブルアクションそして箜篌kugo
~悠久の音色 雅やかな竪琴たち~

5/19(土)pm2:00
十字屋ホール


シングルアクションハープによる演奏
(ナーデルマン製・パリ・1760年代オリジナル)
 メイヤー:ソナタ(ファンタジー・ラルゲットと変奏曲)
 クルムフォルツ:アリアと変奏曲
 デュセック:ソナタ
正倉院に残る復元箜篌による演奏
 番假崇 (ばんかそう) ~正倉院に残る天平琵琶譜~
ダブルアクションハープによる演奏
(Wurlitzerウーリッツァー製・アメリカ・1920年代)
120519 アッセルマン:泉
 ピエルネ:即興奇想曲 その他

 凄いハーピストがいるもんだ。現代のグランドハープと260年前のシングルアクションハープ、この二つを一つの演奏会で奏でることができるハーピストがおられるとは。弦の張力が数倍違うから、一般にはシングルアクションからグランドハープへの移行は、不可能とさえいわれている。「その困難に敢えて挑戦する、世界でも例をみないコンサート、とでも申し上げましょうか…」と、摩寿意さん。
Naderman_2 今回演奏に使われるのは「ナーデルマン製シングルアクションハープ」で、ジャン=アンリ・ナーデルマン(Jean=Henri Naderman/1735~1799)が1760年代にパリで製作したもの。彼は王妃マリー・アントワネットの専属ハープ製作家として知られる。
 そのうえ今回は“正倉院に残る復元箜篌(くご)による演奏”まである。 摩寿意さん曰く「箜篌は、エジプトやアッシリアのシンプルなハープが、シルクロードを渡り中国を経て奈良に辿り着いた、いにしえの楽器。正倉院に二張り残っています。私が所有しているのは勿論復元です」
Kugo ボートの形に桐をくりぬき、23本の絹糸を張ったもので、全長180cmもある。西暦752年の奈良の大仏開眼会でも演奏されたとか。古代中国では「箜篌」や「笙」が天の鳳凰を、「筝」は地の龍を、「笛」は地と天を結ぶ龍を表象したという。    
 今回演奏の「番假崇」副題・黄鐘「一乗摩耶行」は、元宮内庁の芝葛盛氏により1938年に正倉院で発見された。天平19年(西暦747年)の日付けのある「写経料紙納収入帳」の裏面に記されていたもので、この日付け以前に作曲された、最古の四弦琵琶譜だ。
 摩寿意英子(Eiko Masui)さんのプロフィールは、HPに詳しい。
http://www.shira-fuji.com/regina/
 7才からピアノを始めるが、東京芸大では日本画科を専攻。卒業後に絵筆をハープに持ちかえる。ヨセフ・モルナール、桑島すみれの各氏に師事。イタリア政府給費留学生として渡伊。ローマの国立サンタ・チェチーリア音楽院を最優秀の成績で卒業。アルベルタ・スリアーニ(ローマ)、ジャクリーヌ・ボロー(パリ)の各氏に師事。帰国後、芸大ハープ科大学院修了し、日比谷公会堂でのタィユフェールのコンチェルトを日本初演国内及びヨーロッパで、ソロや室内楽の分野で演奏活動。イタリア国営放送収録。フルートのM.ラリューや、ソプラノのCh.de ロスチャイルドなど海外の一流演奏家とも共演。**東京でも数多くのソロリサイタルを開催し好評を博す。サントリー音楽財団のコンサートで新作初演多数。レクチャーコンサート等で正倉院の復元楽器、箜篌その他、数種類の復元ハープを演奏している。
 絵画とのコラボレーションとして大原美術館(倉敷)、平山郁夫美術館(広島)、ポンペイ展(大阪)、モネ展(東京)、ルノワールの夕べ(**東京)、リサイタル印象派(東京)等で新しい試みを行っているのは彼女ならでは。
 CDに「恋の鶯」「月の光に魅せられて」「クルムフォルツ作曲・ハープの為のソナタ作品8」(初版をナーデルマンハープにより世界初収録)な どがある。現在、神戸女学院大学非常勤講師、日本ハープ協会理事。
http://fweb.midi.co.jp/~rintaro/eiko/main.php3
主催:十字屋ホール TEL:03-3561-5250 FAX:03-3561-0673
http://www.jujiya.co.jp
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

   

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