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2012年4月21日 (土)

飯守泰次郎/ブルックナー・ツィクルス第1回
東京シティ・フィル第259回定期演奏会

5/16
(水)pm7:00
東京オペラシティコンサートホール

pm6:15から飯守泰次郎のプレ・コンサート・トーク

モーツァルト / ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364
ブルックナー / 交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」

指揮/飯守泰次郎
ヴァイオリン/ジェニファー・ギルバート
ヴィオラ/ハーヴィー・デ・スーザ120516


 今春、桂冠名誉指揮者の座についた飯守マエストロのブルックナー・チクルスがスタートする。
 新ツィクルスのスタートだからなのか、その前座に据えられているのは、何とモーツァルトの二重協奏交響曲。ヴァイオリンのジェニファー・ギルバートは、ニューヨーク・フィルの音楽監督アラン・ギルバートの妹さん。彼女は滅多に名演奏に出会えないシベリウスのヴァイオリン協奏曲で、いま私の4指に入るヴァイオリン奏者だ(ちなみに他の3人は小林美恵、ラクリン、クレーメル)。
 で、その彼女が今回共演するヴィオラのハーヴィー・デ・スーザは彼女の夫君。お二人のプロフィールはこのURLで御覧いただくとして、ま、これ以上は望めないデュオでしょう。息の合った共演を期待しています!
http://www.cityphil.jp/about/259.html
 さて、メインディッシュに取りかかろう。新しいポストに就いた飯守が、最初に選んだプログラムは、ブルックナーの交響曲ツィクルス。飯守が心から敬愛するブルックナー。“1曲1曲じっくりと取り組みたい”と、1年に1曲ずつ、4番、5番、7番、8番、9番を取り上げていくという。
 今回、飯守がこだわったのは、スコアの選択だ。「ロマンティック」を演奏するに当たって、彼が選んだのは《ハース版》。その訳は、
「ハース版はノヴァーク版に比べて指示が少なく、指揮者の解釈の幅が広がるから」だという。昨年度のチャイコフスキー交響曲シリーズで証明されたように、今まさに円熟のときを迎えた飯守が、絶対の信頼を置いている東京シティ・フィルと創り上げるからには、“これまでにないブルックナーになる”だろうという期待だ。
…私事で恐縮だが…数年前、大町/東フィルで実はブルックナーを初めて意識して聴いた。トロンボーンをはじめとるす管楽器群が指揮者などそっちのけで吠えまくり、フォルテとフォルテッシモしかない耳をつんざく怒濤の繰り返し。湘南海岸で育った子供の頃の台風の岸壁を思い出した。このとき、目はつぶれば見えなくなるが、耳は覆っても聞こえてくることに気づいた。以来、ブルックナーと大町某のアレルギーは、つい最近まで続いた。
 今回は、私にとって文字通り“仕切り直し”のブルックナーなのだ。
 その任を負ったマエストロ飯守。彼の“オーケストラル・オペラ”による《ニーベルングの指環》は私にとってワーグナー“開眼”だった。ワーグナーの《リング》が東京シティ・フィルの第一最盛期だとすると、宮本監督との両輪で、第二最盛期を迎える…正夢になって欲しい。
 本公演に先立って4/24(火)PM7:00、ティアラこうとう大会議室で飯守マエストロの“ブルックナー・レクチャー”(1,000円)が予定されている。この5/16定期公演を聴かれる方には無料招待とのことだが、第4番について、また今回使用する楽譜のハース版についてなど、毎回プレ・トークで司会する岩野裕一をゲストに迎える。
http://www.cityphil.jp/concert/c2012/s20120516.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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