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2012年5月15日 (火)

今年聴いたCDから《ピアノ曲・2》
下山静香/ファンダンゴ-イベリアンバロック
fandango shizuka plays iberian baroque

(アートユニオンART-3088・\3,500)
マテオ・アルベニス:ソナタ ニ長調
D.スカルラッティ:ソナタ K.33/L.424
A.ソレール:ファンダンゴ
D.スカルラッティ:ソナタ K.208/L.238
D.スカルラッティ:ソナタ K.466/L.118
C.デ・セイシャス:ソナタ SK.28
D.スカルラッティ:ソナタ K.209/L.428
C.デ・セイシャス:ソナタ SK.75
D.スカルラッティ:ソナタ K.492/L.14Pf_2
A.ソレール:R.84
A.ソレール:R.87

 数枚纏めて届いたCDの中にあった“ファンダンゴ”。こりゃ何じゃ? イベリア半島といえばスペイン・ポルトガルということぐらいしか知らず、何の予備知識もなく…いきなり鳴りだした軽快な鈴の音のような調べに、文字通り目が覚めた。でも、アルベニスって作曲家、知らんな~。三省堂の「…作品名辞典」に載っておらず、プログラムノーツにはご丁寧に「あまり知られておらず、イサーク・アルベニスとは別人」とある。
 表題の「ファンダンゴ」は3番目にでてくるが、作者のソレールもお初。マドリードでスカルラッティに学んだという。演目をよく見ると、11演目のうち何と5曲はスカルラッティ。ナポリ派のオペラ作家が何故…彼の後半の人生はスペインとポルトガルでもっぱらチェンバロ・ソナタ(練習曲集)を作曲していたという。目から鱗。
  スカルラッティ(イタリア出身)、ソレール(スペイン)、セイシャス(ポルトガル)といった、18世紀イベリア半島に活躍した作曲家の曲を集めたアルバム。タイトルでもあるソレールの“ファンダンゴ”では、これがバロック?! という新鮮な驚きを感じさせ、めくるめく舞踏の世界が展開される、聴き逃せない1枚だ。高価なのは次世代のSACDとのハイブリッド盤だから。SACDで聴いてみたくなる演奏だ。
 下山さんのイベリア志向や故・ラローチャに師事など、プロフィールは下記のファンクラブのHPでご覧いただけます。
http://www.h7.dion.ne.jp/~shizupf/
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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