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2012年9月 4日 (火)

バッハ~偉大なる父とその息子~
アンサンブル“ソナール・カンタンド”

9/28(金)pm7:00
9/29(土)pm2:00
日本基督教団富士見丘教会

J.S.バッハ:
カンタータ第32番《最愛のイエス、私の望みよ》より
アリア「私の父のいるこの場所で」
《マタイ受難曲》BWV244より「来るのだ、甘き十字架よ」
世俗カンタータ第203番《裏切り者なる愛》
ヴァイオリンソナタ ホ短調 BWV1023
J.C.バッハ:120928
4重奏曲ト長調Op8-2
C.Ph.E.バッハ:
トリオ・ソナタ イ長調 H570(Wql46)

春日保人:バリトン、バロック・フルート
丹沢広樹:バロック・ヴァイオリン
小池香織:ヴィオラ・ダ・ガンバ
春日万里子:チェンバロ

 イタリア語の「歌いつつ奏する」という意味を持つ“ソナール・カンタンド”は、歌い手でありながら同時に様々な楽器を奏する春日保人をはじめ、メンバー全員が演奏する上で歌心(カンタービレ)を持ち、それぞれの作品にある「情感」を音楽の表現目的として2007年に結成されたアンサンブルだ。
 これまでに『情熱のフランス・バロック』『魅惑のケルティック・バロック』『敬虔なるドイツ・バロック』など意欲的・独創的なプログラムで、「音楽の友」誌で評論家が選ぶコンサート・ベストテン2008にも選出されている。2010年にはイタリアのブレーシャ国際古楽音楽祭”Settimane Barocche di Brescia”に招聘されるなど、国内外で活躍。2012年10月にも同音楽祭に招聘が決まっています。
 これまで『情熱のフランス・バロック』や『魅惑のケルティック・バロック』、『敬虔なるドイツ・バロック』など意欲的・独創的なプログラムでお届けしてきましたソナール・カンタンドですが、今回は誰しもがしる「バッハ」です。きっかけは一昨年に引き続き今年の10月にイタリアのブレーシャ国際古楽音楽祭への出演が決まり、そのテーマが「バッハ」だったからです。
 バッハはバロック時代最大の作曲家の1人で、バッハの死をもって一つの時代が終わるという記念碑的な作曲家で、膨大な教会カンタータや、鍵盤音楽、室内楽など名曲は数多く残っています。一見イタリアとは関係ないように見えるドイツの作曲家ですが、ドイツにいながらも、ヴィヴァルディなどを始め当時の音楽先進国イタリアから楽譜を取り寄せては研究を重ね、自分の作品へ浸透させていきました。
 プログラムを組むにあたって、我々がイタリアで演奏することを前提とし、バッハがその生涯でたった2曲イタリア語のテキストに作曲した世俗カンタータから、バスの為のカンタータ《裏切り者なる愛Amore traditore》を選びました。
この作品は通奏低音によるアリア、レチタティーヴォに続き、バッハの腕の見せ所と言わんばかりのチェンバロオブリガート付きのアリアという構成になっています。それはヘンデルのオペラ《リナルド》の中に出てくるやはり壮大なチェンバロソロを思わす劇的な作風です。そして、劇的といえば、壮大なヴァイオリンソロから始まるプレリュードが印象的なヴァイオリン・ソナタ ホ短調BWV1023や、マタイ受難曲で十字架を前にしたイエスに、人の声を思わすヴィオラ・ダ・ガンバのオブリガートに乗って、苦難を愛おしむような「来るのだ、甘き十字架よ」など、バッハの様々なシーンをお送りします。
 また、セバスティアン・バッハの息子エマヌエルと、クリスティアンの室内楽も選びました。宮廷に生きたエマヌエルの洗練され、古典派へと流れていくバロックとの合間を感じさせる作風、国際都市ロンドンで活躍し、モーツァルトに多大な影響を与えたクリスティアンなど、声楽を含み、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロという編成を生かしつつ、多彩でウィットに富んだプログラムとなっています。
 会場の富士見丘教会は、東京都世田谷区で約70年の歴史をもつプロテスタント教会で、下北沢から徒歩7分。詳細は以下のHPで。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~fujimigaokachurch/map.htm
〒155-0032 世田谷区代沢2-32-2 Tel:03-3414-1892 Fax:03-3414-1935
出演者など詳細は、http://kasugayasuto.com/concert-2/
一般前売り3,500円
問合せ・申込み:セルヴェ・ムジカーリ Tel:090-3438-8024
         selvemusicali@gmail.com
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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コメント

こんばんは!
ねがさ と申します。

私もバッハの作品が大好きで、フランス組曲などを仕事場でも流して聞いているのですよ。

ところで、

「音楽のガクは学問の学にあらず、‘音を楽しむ’の楽」の音楽アラカルトさんにお尋ねすることではないと思いつつ、少し尋ねてみたいことがあって書き込みました。

偉大な音楽の父バッハなのですが、その奥さんが晩年生活に困って、ご主人の楽譜を売りつつ、貧民として共通墓地に処理されたと何処かで読んだ記憶があるのです。

その話は本当なのでしょうか?

本当なら、その時、沢山いた息子たちは何をしていたのだろうって、つい考えこんでしまうのです。

時代背景もあるのだろうかと思いつつ、気になってしまいます。

その辺のこと何かご存知でしょうか?

ねがさ様
 初めまして。
映画「アマデウス」で、モーツァルトが共同墓地の墓穴に放り込まれたのを思い出しました。
 バッハについて、初めて伺いました。確かにご子息らはどうしていたのでしょうか?…私よりわがささんの方がご存じなので、私がしゃしゃり出てどうなるモノでもありませんが、腰の軽い物知りに訊いてみましょう。

ねがさ様

はじめまして。ソナール•カンタンドの代表をしています春日と申します。

バッハの2人目の妻、アンナ•マグダレーナが貧民として埋葬されたのは事実のようです。大バッハの死後の財産分与や楽譜の行方、息子達の身の振り方などは、今回私たちのコンサートのプログラムノートをお願いしました、国立音楽大学教授の久保田慶一先生著「バッハの息子たち」音楽之友社 に詳しく載っております。

残念ながら絶版のようですが、図書館などにはあると思いますので、ご興味がございましたら探してみてはいかがでしょうか。

時代の狭間、七年戦争などの影響でそれぞれに数奇な運命を送った様が描かれております。地位的にも割と安定していたエマヌエルのみが家族に送金をしていた様ですが。。。

春日様
早速のコメントありがとうございます。

春日様

はじめまして。

バッハの奥さんの話は事実だったのですね。

「バッハの息子たち」音楽之友社の本も機会があれば読んでみたいと思います。

お教え頂きまして有難うございました。

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