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2012年11月26日 (月)

小林沙羅 ソプラノ リサイタル
SARA kobayashi SOPRANO RECITAL

12/5(水)pm7:00 大阪・いずみホール
12/7(金)pm7:00 東京・紀尾井ホール

ピアノ:森島英子

H.パーセル(ブリテン編曲):憐れみの天使よ、教えて下さい
F.ブリッジ:行かないで幸せな日よ

               あなたの恋人に何と伝えましょう
               
愛はペガサスに乗って
B.ブリテン:歌曲集「この島で」
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         1.華やかな音楽で褒め称えよ
            2
はしきりに散って
        3.海の風景
      4.夜想曲
            5.本当に、豊で
F.シューベルト:音楽に寄せて
           アヴェ・マリア
R.シュトラウス:薔薇のリボン
                      明日

G.マーラー:春の朝
        思い出
        誰がこの歌を作ったのか
W.A.モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」より
      "とうとう嬉しい時がきたのね~恋人よ早くここへ"
A.ドヴォルジャーク:オペラ「ルサルカ」より
     "月に寄せる歌"
C.F.グノー:オペラ「ロミオとジュリエット」より
    "私は夢に生きたい"

 小林沙羅さんのプロフィールを拝見すると、国内公演のオペラでは、『トゥーランドット』リュー、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、『魔笛』パミーナ、パパゲーナ、『フィガロの結婚』スザンナ、『イリス』芸者役、『こうもり』のアデーレ。海外では今年2月にソフィア国立歌劇場に『ジャンニ・スキッキ』にラウレッタ役でデビュー、翌3月には同歌劇場の『愛の妙薬』にアディーナ役で出演、6月にはウィーン楽友協会大ホールでベートーヴェン「第9交響曲」のソロを務め、今月はソフィア国立歌劇場来日公演「ジャンニ・スキッキ」のラウレッタ役で、4日から15日の間の5公演に出演…と引っ張りだこ。
だが、本格的なリサイタルは初めてという。出演依頼が相次ぎ、リサイタルの時間が取れなかったのかもしれない。彼女の舞台をたくさん見ているわけではないが、井上道義指揮の芸術劇場公演『トゥーランドット』のリュー役では、可憐でしかも芯のあるリュー役を見事にこなし、リュウ役の何たるかを教えられた。
 今回のリサイタルでは前半に歌曲を歌うのだが、今月ソフィア国立歌劇場の来日公演に出演した後またウィーンに戻られたそうで、忙しい中、選曲についてコメントをお送りいただいた。
 「主に文化庁研修期間中にウィーンの先生と共に勉強した曲の中から、メロディーが綺麗で、特に私の好きな曲を選んでプログラムを作りました。今回のリサイタルには、海外研修の成果を日本の皆様に聴いて頂く、という意味も込められています。前半のイギリス歌曲は私にとって新しいレパートリーなのですが、思いがけず私の声に合っていて、歌っていてしっくりしました。日本ではあまり歌われない曲も選びましたが、素敵な曲ばかりなので、きっと気に入って頂けると思ってます。
 後半のドイツ歌曲は、学生時代から勉強していたものも、新たにレパートリーに加えたものもありますが、ドイツ語圏で2年半生活して、その中で得た言語の感覚も加わり、より身近に感じられるようになった歌詞を、客席にお届けできれば、と思っています。そして、もちろんオペラの勉強もしましたので、アリアも大好きな物を選びました。できるだけ偏らないように、私の声や表現のいろいろな面を皆さまに見て頂けたら、と思って選びました。
 ピアニストの森島英子さんは、大学に入りたてのまだまだ何も歌えないような頃から私を知って下さっていて、音楽的にも、人生の面においても、いろいろお話して下さり、人間としてもピアニストとしても、とても尊敬しています。東京、大阪での初めてのリサイタル、ぜひとも森島さんに弾いて頂きたいと初めから思い、すぐにご連絡しました。今回共演が叶ってとても嬉しいです。聴きに来て下さる皆さまに、楽しい時間を過ごして頂けるよう、素敵な公演にしたいと思います」
 小林さんの詳細なプロフィールは下記のHPでご覧頂けます。
http://www.sarakobayashi.com/
全席指定 S4,000円 A3,500円、B3,000円、学生2,500円
問合せ・申込み:ヴィーナスクラシックス事務局 Tel:03-6418-1008
主催:ビルボードジャパン
http://billboard-cc.com/classics/2012/12/billboard-venus-classics-3.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月20日 (火)

中嶋彰子プロデュース
夢幻能《月に憑かれたピエロ》

A.シェーンベルク作曲
12/5(水)pm7:00・石川県立音楽堂コンサートホール
12/6
(木)pm7:00・富山県高岡文化ホール
12/10
(月)pm7:00・すみだトリフォニーホール

ピエロ/中嶋彰子(演出・ソプラノ)
シテ/渡邊荀之助(宝生流能楽師)

指揮/ニルス・ムース
笛/松田弘之
大鼓/飯嶋六之佐
地謡/佐野 登、渡邊茂人、藪 克徳
ピアノ/斉藤雅昭
管弦楽/オーケストラ・アンサンブル金沢メンバー
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 能とクラシック音楽が融合する。国際派のソプラノ歌手、ウィーン在住の中嶋彰子と、宝生流の名手、渡邊荀之助が共演。オーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーの演奏も聴きどころ。字幕の代わりに、5mのバックスクリーンに映像作家・高岡真也の映像が映し出される。《月に憑かれたピエロ》は室内楽伴奏の連作歌曲だ。
 と書きだしたら、中島彰子さんからメッセージが…。
「モーツァルトやウィーンワルツは年中どこでも聞けますが、今回の企画はいつもとは違うもう一人のウィーンの作曲家シェーンベルクの傑作品。プッチーニ、ストラヴィンスキー、ラヴェル・・・多くの偉大な作曲家に影響を与えた音楽です。その作品初公演から100年経った今、世界中でこの曲が演奏されています。夢幻能「月に憑かれたピエロ」は単なるコンサートではなく、一般日本人にとって少々遠い存在のお能とコラボすることで、驚く現象が起こります。オーストリア大使館、ウィーン・アルノルト・シェーンベルク・センターも一押しの、とっておきの公演に是非いらしてくださいね!」
 というわけで、美しいステージが実現します。至極の時間を共有しましょう。
以下、中島さんの特設ブログです。↓
http://pierrot-lunaire.cocolog-nifty.com/blog/cat51252074/index.html
●石川県立音楽堂公演
エリア指定/一階席4,000円 二階席3,000円
OEK定期会員・邦友会会員は10%割引

Tel:076-232-8632 WEBhttp://www.ongakudo.jp/
主催:(財)石川県音楽文化振興事業団
●富山県高岡文化ホール公演
全席指定/S席4,000円 A席3,000円
高岡市民会館

Tel:0766-20-1560
主催:(公財)高岡市民文化振興事業団
共催:(公財)富山県文化振興財団
●すみだトリフォニーホール公演
全席指定/S席5,000円 A席4,000円
トリフォニークラブ会員は10%割引

Tel:03-5608-1212
主催:(財)石川県音楽文化振興事業団
共催:すみだトリフォニーホール
マネジメント:(株)
AMATIhttp://amati-tokyo.com/performance/20120225-2.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月16日 (金)

ドニゼッティ作曲 「マリア・ストゥアルダ」
       ベルカント・オペラの至宝
      
全2幕 字幕付イタリア語上演
      オペラ彩第29回定期公演
 
12/15(土)・16(日)pm2:00開演開場1:15)
pm1:40から作品解説があります
和光市民文化センター サンアゼリア 大ホール
東上線・地下鉄 和光市駅下車 Tel:048-468-7771

原作:フリードリヒ・フォン・シラー
台本:ジュゼッペ・バルダーリ
作曲:ガエターノ・ドニゼッティ

指揮:ヴィート・クレメンテ
演出:直井研二        
プロデューサー:和田タカ子
                  12/15(土)     12/16(日)
マリア・ストゥアルダ     登川直穂子  出口正子 
エリザベッタ          小林厚子    永井和子 
ロベルトレスター伯     布施雅也   小堀勇介    
ジョルジョ・タルボ      佐藤泰弘    小野和彦     
グリエルモ・チェチル卿  須藤慎吾   星野 淳    
アンナ・ケネディ       永安淑美    巖淵真理 
合唱:オペラ彩合唱団12121520121116_00000      
オーケストラ:アンサンブル彩


英国全土を揺るがした
王位継承権をめぐる熾烈な戦い
複雑に絡む宗教対立
果たして真の勝者は…

「ベルカント・オペラに造詣の深い、ヨーロッパ各地の歌劇場で活躍中のイタリア人指揮者、ヴィート・クレメンテ氏を迎え、豪華キャストで贈るオペラ彩渾身の一作。ご期待ください」とプロデューサーの和田さん。
 イギリスを舞台に繰り広げられる、イングランド女王エリザベス1世とスコットランド女王メアリー・スチュアートとの王位継承権をめぐる物語。作品の根底には激しい宗教対立があり、本年、その発端となった英国王ヘンリー8世(エリザベス1世の父)からローマ教皇に宛てた文書がバチカンで初公開されるなど、関心の高い史実をもとに構成されている。バルダーリの台本は、ベートーヴェン交響曲第9番「歓喜の歌」の作詞者として日本でも名高い、ドイツの文豪シラーの代表的戯曲、「マリア・シュトゥーアルト」による。
 初演までに文字通り紆余曲折あり、正しく評価されたのは1950年代という。イタリア統一という史上の波に翻弄された逸品といえよう。経緯は以下のURLに詳しい。
http://homepage2.nifty.com/pietro/storia/donizetti_mariastuarda.html
全席指定 S席10,000円 A席8,000円 B席7,000円 C席5,000円
学生特別券2,000円(和光市民文化センターでの発売のみ)
問合せ・申込み:オペラ彩 Tel:048-201-3121 http://opera-sai.jp/
主催:特定非営利活動法人オペラ彩
http://opera-sai.jp/regular/index.html
〒351-0112埼玉県和光市丸山台2-13-1 Tel/fax:048-201-3121 
共催:財団法人和光市文化振興公社
後援:イタリア大使館 イタリア政府観光局(ENIT) 
     イタリア文化会館  公益財団法人日伊協会
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月15日 (木)

下山静香スペイン・ラテンアメリカ室内楽シリーズ・3
フェデリコ・モンポウ 沈黙の響き、魂のうた
Federico Mompou ~ Resonancia del silencio, Cantar del alma
東京発! イベリアン・クラシック~ミュージックシーンの新しい波
12/13
(木)pm7:00
東京オペラシティリサイタルホール

ピアノ/下山静香
ゲスト:ソプラノ/鵜木絵里
          ヴァイオリン/今井睦子
          チェロ/小澤洋介

F.モンポウ:前奏曲集より (Pf)
         魂の歌(Sop. Pf)
         ベッケル歌曲集/夢のたたかい より(Sop. Pf)
         子供の情景(Pf)
         高地 (Vl. Pf)/橋 (Vc. Pf)
F.モンポウ
[サルミエント編]:エボカシオン
 ~ポール・ヴァレリーの詩による5つのメロディ~ (Vn. Vc. Pf)
X.モンサルバーチェ:ピアノトリオ (Vn. Vc. Pf)

12121320121114_00000 下山静香&イベリアンでまず思い出すのは、CD「Fandango イべリアン・バロック」だ。いきなりスカルラッティが猛烈な勢いで部屋中に響き渡る。タイトルになっているソレールの「ファンダンゴ」では、これがバロック?!と新鮮な驚きを感じさせる。リリースは2004年とあるが聴いたのは3年ほど前。…その下山嬢から‘スペイン・ラテンアメリカ’と名うった室内楽の案内が届いた。‘F.モンポウ’などお初だが、これはもう、聴かずばなるまい。
 スペインを中心に、中南米を含めたラテン世界の素敵な室内楽をご紹介するこのシリーズ、第1回では、世界的なアコーディオニストS.フッソングさんとバロックからジャズ、現代曲を、第2回はアンサンブル金沢の首席チェロ奏者L.カンタさんをお迎えして、カザルスと並びスペインを代表するチェリストだったガスパール・カサドの、知られざる作曲家としての世界をお贈りいたしました。そして今回は、独創的な“ピアノの詩人”モンポウの、ピアノの世界にとどまらない様々な響きを楽しんでいただきたく、素晴らしいアーティストをお三方お招きしています。
 ソプラノの鵜木絵里さんとは、ただただ美しい《魂の歌》をはじめ、プーランクが絶賛した名曲〈君の上にはただ花ばかり〉を含む《夢のたたかい》、そして滅多にとりあげられることのない《ベッケル歌曲集》から数曲。昔からの友人であるヴァイオリンの今井睦子さんと、今回初共演となるチェロの小澤洋介さんとは、それぞれの楽器とピアノの小品と、ピアノトリオを2曲ご一緒します。モンポウの《ヴァレリーの詩による5つのメロディ》を、「トリオ・モンポウ」のピアニストであるサルミエントがピアノトリオ用に編曲した《エボカシオン》は、モンポウ独特の神秘的な世界がさらに奥行きをたたえ美しい作品となっています。モンサルバーチェは今年生誕100年、モンポウと同じカタルーニャ出身で、現代スペインを代表する作曲家です(2002年没)。この2曲は日本ではほとんど聴く機会がないのではと存じますので、この機会にぜひお楽しみいただけたら嬉しいです。
 この公演は、モンポウの没後25年記念に加えて、12月20日に発売予定の第5弾CD「モンポウ 前奏曲集&プーランク 夜想曲集」のリリース記念でもあります。2年ぶりとなるシリーズです。会場にて皆さまにお目にかかれますこと心よりお待ちいたしております。http://www.h7.dion.ne.jp/~shizupf/
全席自由 前売3500 当日4000 グラシア会員3000
(前売りチケット&CD割引セット券 一般6000円 グラシア会員5300円)
問合せ・申込み:コンサートイマジン
Tel:03-3235-3777
http://www.concert.co.jp/concert/detail/380/
協力:株式会社フォンテック
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月 7日 (水)

干野宜大ピアノ・リサイタル
“未来への確かなる継承”

12/3
(月)pm7:00 
浜離宮朝日ホール

スカルラッティ:6つのソナタ
  ホ長調 K.380/L.23
 ニ短調 K.1/L.366
 ハ長調 K.159/L.104
 イ短調 K.9/L.413
 ニ短調 K.141/L.422
 ニ長調 K.96/L.465

ムソルグスキー:展覧会の絵

ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調「鐘」op.3-2
                エレジー op.3-1121203
ドビュッシー:前奏曲第2巻より

  V.ヒースの茂る荒野
  Ⅵ.風変わりなラヴィーヌ将軍
  Ⅻ.花火

権龍模:ピアノソナタ(世界初演)

*使用楽器:”ホロヴィッツが愛したピアノ”
    ニューヨーク スタインウェイCD75
       
(タカギクラヴィア所有)

 
プロフィールに「即興演奏や自作曲の演奏も行う」とある干野宜大だが、「今回は特別のものになる予感が…」と、チラシ裏面のメッセージにある。かいつまんでみよう。
 長いピアノ作品の歴史で、いつまでもその輝きを失う事のない素晴らしいプログラムを弾かせて頂きます。プログラムの最後には、高校時代からの親友、権龍模(こん たつのり)のピアノソナタを世界初演いたします。
 権は素晴らしいヴァイオリニストであると同時に活発に作曲活動を行ってきました。その鋭く豊かな感性から数多くの作品を生み出しており、彼のヴァイオリンとピアノの為の作品集CDアルバム『祈り ~La Priere~ 』でも共演してきました。
 その権が、遂にピアノソナタを作曲しました。楽器製作にも精通している彼は、ヴァイオリンのみならずピアノの構造・機能についての知識も豊富で、彼ならではの、ピアノの魅力が最大限に引き出された素晴らしい作品です。友人である事を越えて、僕が最も信頼し尊敬する芸術家の一人である権龍模の大作です。
 それからもう一つ特別なこと。それは、タカギクラヴィア所有の1912年6月19日生まれのニューヨーク・スタインウェイ “ホロヴィッツが恋したピアノ(CD75)”を、特別に会場に運んで頂き使用出来ることです。
 CD75は、バロック時代の楽器の構造がルーツになっている、正にピアノという楽器の原点と真髄が確実に息づいている素晴らしい楽器です。幼いころ、巨匠ホロヴィッツがこのCD75を奏でるのを聴いて大きな衝撃と感動を覚え、以来この楽器の響きを常に理想の音色と信じてきた僕にとって、今夜この手で演奏できることは素晴らしい事件なのです。
 そのうえ驚いたことに、権がピアノの響きに魅せられ夢中になったきっかけがロンドン公演でホロヴィッツがこのCD75を使用した映像だったというのです! 運命に引き寄せられるように、権のソナタの初演をそのCD75ですることになりました。とても素敵な偶然です。
 前半のプログラムは、バロックの革命児スカルラッティ、音楽の絵画的表現の名人ムソルグスキー、後半はロシアンピアニズムの象徴であるラフマニノフ、色彩の魔術師ドビュッシー、トリが権龍模です。これらの作品の世界をCD75を通してどの様に引き出していけるか…僕自身も楽しみにしているのです。
…チラシに謳われている“未来への確かなる継承”は、まさに「ヴィルトゥオーゾが弾く、受け継がれるピアノ音楽の神髄」といえよう。彼のプロフィールは下記のURLでご覧ください。
全席自由:\4,000.  学生 \3,500
主催・申込み:コンサートイマジン Tel:03-3235-3777
http://www.concert.co.jp/concert/detail/387/
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月 6日 (火)

今川映美子シューベルティアーデ
Emiko Imagawa Schubert Zyklus Vol.10
12/5(水)pm7:00
東京文化会館小ホール

F.シューベルト :
 ピアノソナタ第15番 ハ長調 “レリーク”D840
 Sonate fur Klavier Nr.15 C-dur 'Relique' D840
 ピアノソナタ第1番 ホ長調 D157121205pf20121105_00000
 Sonate fur Klavier Nr.1 E-dur D157
 即興曲集 op.142 D935
 Impromptus op.142 D935


 2006年からピアノソナタ全曲演奏を主軸に始めました、全12回を予定していますシューベルティアーデも12月5日で、第10回目を迎えます。これまでソロを含め、多くの素晴らしい共演者をお招きし、数々のシューベルト作品を演奏してまいりましたが、第10、11、12 回は、ピアノソロで 締めくくりたいと思っています。
 今回は前半に未完の名曲ソナタ第15番「レリーク」を演奏します。シューベルトの儚ない美しい旋律に引き込まれるような作品です。ソナタ第1番 は演奏される機会の非常に少ない曲ですが、18歳のシューベルトの若々しさ、瑞々しさが感じられます。歌曲「魔王」が作曲されたのもこの年で、既に交響曲も含め、200もの作品を驚異的な速さで作曲していたことからも、いかに彼が天才であったかがわかります。
 後半の即興曲集Op.142は、シューベルトの個性が見事に発揮されている作品です。「楽興の時」を詩と表現するなら、この即興曲は物語と言えるでしょう。一曲一曲にドラマ性を感じます。そこには、歌が溢れていて、どの旋律も心惹きつけられ、魅了されます。
美しく、温かく、心清められるシューベルトの世界を皆様と共有できましたら、幸いです。
今川映美子 Emiko Imagawa, piano
 桐朋女子高等学校音楽科卒業。桐朋学園大学音楽部在学中、ウィーン国立音楽大学に留学し、同大学を首席で卒業後、同大学院にて研鑽を積む。サレルノ国際コンクール最高位、カプリ国際コンクール入賞、ストレーサ国際コンクール第3位(1位なし)、エンナ国際コンクール第3位(1位なし)入賞と、ヨーロッパ各地のコンクールで次々に入賞を果たし国際的に高い評価を得る。
帰国後も欧米より招聘され演奏活動を行い、国内においてもリサイタルや室内楽をはじめ、スーク室内管弦楽団、ノルディック管弦楽団の他、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団等の国内外のオーケストラと協演。ロイヤルメトロポリタン管弦楽団とは、巨匠イェルク・デームスと共に“バッハの2台のピアノのための協奏曲”を、また、「今川映美子ピアノ協奏曲の夕べ」において一夜に3曲のピアノ協奏曲を演奏する。ジャン=ピエール・ヴァレーズ、十束尚宏、飯守泰次郎、堤俊作、故・榊原栄、秋山和慶、本名徹次、クリスチャン・リンドバーグ、飯森範親、梅田俊明等国内外の多くの著名な指揮者と共演。2011年3月に小泉和裕指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団とグリーグのピアノ協奏曲を協演。
  2006年より開始したシューベルトのピアノソナタ全曲演奏を主軸としたシリーズコンサート「今川映美子~シューベルティアーデ」は各方面から高い注目を受けている。
 これまでに、ピアノを有賀和子、クラシミーラ・ヨルダン、ディアンコ・イリエフ、ハインツ・メディモレック、ローラント・ケラー、故・ゲオルク・ヴァシャヘーリ、セルゲイ・エーデルマンの各氏に師事。
 彼女の洗練されたウィーンの典雅なピアニズムは聴き手を魅了してやまないが、近年では『今や中堅層を支える実力派として地歩を確実に刻んだ』(音楽の友)、『ドラマティックで雄大な表現はもはや一般の日本人ピアニストの常識を越えたものといってよく、その力強い輝かしい表現力によって聴き手を圧倒した』(ムジカノーヴァ)と称される他、ショパン誌の『演奏会ランキング』の筆頭に顔を出すなど、実力派ピアニストとして着実にそのキャリアを築いている。
 CDは、ベートヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「告別」を含む、オール・ベートーヴェン・プログラムのファーストアルバム「Bee.(ビー)」が、また2009年秋には待望のオール・シューベルト・プログラムによるセカンドアルバム「S・Chu!(シュー)」がベルウッドレコードよりリリース。テレビ朝日「新・題名のない音楽会」、NHK-FM、NHK-BS「ぴあのピア」等、テレビ、ラジオに度々出演する他、2008年にはルーセル国際コンクール(ブルガリア)にて審査員を務めるなど多方面で活躍している。現在、武蔵野音楽大学非常勤講師。後進の指導にも力を注いでいる。

http://emiko-imagawa.com
全席自由\4,000
問合せ・申込み:プロアルテムジケ info@proarte.co.jp
Tel 03-3943-6677 Fax03-3943-6659 http://www.proarte.co.jp/
主催:フジテレビジョン
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月 5日 (月)

宮本文昭のフランス音楽
東京シティフィル第263回定期演奏会

11/16
(金)pm7:00
東京オペラシティ コンサートホール

pm6:30からメンバーのプレ・コンサート
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指揮:宮本 文昭
ソプラノ:幸田 浩子
バリトン:河野 克典
合唱:東京シティ・フィル・コーア
(合唱指揮:藤丸 崇浩)

ビゼー/交響曲 ハ長調
G.Bizet:Symphony in C major
フォーレ/レクイエム ニ短調 作品48
G.Fauré:Requiem in D minor, Op.48

 “歌、祈り、安らぎ”…東京シティ・フィルの音楽監督・宮本文昭が安らぎの音楽を奏でる一夜。フォーレのレクイエムで共演するのは、ウィーン・フォルクスオーパ-をはじめ名門劇場で活躍し、その透明な歌声で聴く人全てを魅了する幸田浩子と、名匠フィッシャー=ディースカスから「素晴らしい解釈と驚くべき集中力でリートを演奏する」と絶賛された河野克典。
 この曲のCDには名演奏が多々あるが、少年合唱団が共演する演奏を好んでよく聴いた。この曲の演奏、両ソリストにはなんの不足もない。ここは、何としてもシティ・フィル・コーアの出来に期待したい。
 今回、ビゼー(1838-75)は前座扱いされているが、フォーレより7歳年長だ。この交響曲は弱冠17歳1855年の作なのだが、初演は何と80年後の1935年という。古典派の様式による4楽章建てとあるので、こちらも大いに期待している。第2番も4年後に書いたのだが、自ら破棄したとか。有名な「カルメン」さえも知られるようになったのは死後だそうで、ビゼーは生前はあまり認められず、不遇だったようだ。
全席指定 S席¥6,000 A席¥5,000 B席¥4,000 C席¥3,000 X席¥1,000
プラチナ席(60歳以上) S席¥4,500 A席\3,800
ユース(25歳以下)¥2,000
込み・問合せ:東京シティ・フィルTS Tel:03-5624-4002
主催:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
http://www.cityphil.jp/concert/seriesticket.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月 4日 (日)

CD:パガニーニ「カプリス」全24曲ライヴ
アドリアン・ユストゥス  ヴァイオリン リサイタル

Paganini 24Caprices Live Recording Tokyo 2012
ADRIAN JUSTUS Violin Recital
2CDs+DVD オフィス・アミーチ AJ-1003 4,000円

ヴァイオリン:アドリアン・ユストゥス
ピアノ:ラファエル・ゲーラ(アンコールのみ) 

・パガニーニ : 24のカプリス集 作品1
     (無伴奏ヴァイオリン独奏曲)
アンコール 
・サンサーンス: 序奏とロンド カプリチオーソ 作品28
・ファリャ: スペイン舞曲
( 「はかなき人生」より)
・ メキシコ民族舞曲集「 ハラベ・タパティオ」
          ( アドリアン・ユストゥス編曲)

 オススメ公演を配信するこのサイトで、たまにCDも紹介するのだが、この“2CDs+DVD”は恐らく今年最後のオススメCDになるだろう。ウリはいっぱいある。
必聴! 必見!! 世界初!!! 一夜に全24曲ライブ録音・録画
(ルビジュームクロックを使った超高音質録音)
黒沼ユリ子プロデュース渾身の第2弾
練習曲ではなくなったカプリス
運弓・運指をズームアップでキャッチ!


Ajustus_2 今年1月19日、紀尾井ホールでのライヴ収録。簡単にライブ録音というが、一時間半を超える全24曲を一人で弾き続けた演奏会を丸ごと収録して商品にするなどということは希なことだろう。
 寄りによって超絶技巧で知られるパガニーニの練習曲。でも聴けばわかるのだが、キャッチコピーにあるように、<カプリスは練習曲などではない>ことを教えてくれる。
 実は、紀尾井ホールの演奏会では、不覚にも睡魔に襲われて殆ど夢のなか…
 だが、届いたCDをかけて驚いた。“超絶技巧のパガニーニ”という先入観が見事に吹っ飛んだ。何ということだろう、のっけから妙なる調べが…パガニーニを聴いて癒やされるなどということがあるとは!
 思いが千々に飛び交う。「クラシック音楽だってBGMだ。バッハの教会音楽も貴族の館で弾かれるバロックも雰囲気づくりだろ」という私に、「時にはまじめに聞いて欲しい」と懇願するクラシック音楽好きの後輩が、ポリーニのデビュー公演を聴いてすっかりかぶれて、「この先、彼が成長してどんなヴィルトゥオーゾに成っていくか楽しみだ。しっかり見届けたい」と興奮していたが、その数年後に夭折、旅立ってしまった。あのとき<BGM>ではなく、<癒やされる音楽>といえば彼は納得したかもしれない。ユストゥスの“カプリス”を聴いて40年も前のことが頭をよぎった。
 ユストゥスの“カプリス”は、パガニーニの作曲順ではなく、1、2、9、7…とユストゥス流。文字通り“ユストゥスのカプリス”なのだ。
 ここまで書いて、ちょうど最初のCDが終わり2枚目に。
 奏者のアドリアン・ユストゥスは黒沼ユリ子さんイチオシのお弟子さんだ。黒沼さんはメキシコ在住の国際的バイオリニスト。メキシコ市で32年間続けてきた音楽学校「アカデミア・ユリコ・クロヌマ」を今年6月末で閉じると報じられた。
 同校は、音楽教育を受ける機会が少なかったメキシコの子供向けに1980年に開設された。最盛期にはバイオリンやチェロを学ぶ生徒は百人を超え、通った子らは1,000人を超え、アドリアン・ユストゥスなど、数多くの優れた演奏家を輩出した。
 黒沼さんのアカデミーのHPは英文。で、昨年正月に催された彼の来日公演の告知に“二人目の息子のようなユストゥス…”と黒沼さんが綴っているので是非ご覧ください。 
http://docs.mex-jpn-amigo.org/adrian_nagoya.pdf
Paganiniby_2 なお、このCDのジャケット、ユストゥスの右どなりに載っている人物の絵画は、黒沼さんのメキシコの自宅に飾られているパガニーニのエッチングで、チェコの版画家フランティシェック・ティヒー(1896-1961)作の『パガニーニ』(1947年作)とのこと。伝説となっているが左手の指が不気味なほど長い。長髪でこちらを向いているように見える。
全国のCDショップ、ネットショップで購入可能
問合せ:オフィス・アミーチ
fax:03-3393-7141
          office-amici@jcom.home.ne.jp
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月 3日 (土)

津山治香ピアノリサイタル来日初公演
Tsuyama Haruka Piano Recital
12/20(木)pm7:00
ルーテル市ヶ谷ホール


L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ 第31番 作品110
R.シューマン:クライスレリアーナ 作品16
S.ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 作品42
 

121220 ドイツに渡り8年。大学院マイスター課程を卒業しドイツで音大講師並びにソロ活動を開催するのを機に、日本で初めてピアノリサイタルを開催する津山治香。いわば邦人逸材の逆輸入だ。
 メッセージが届いた。
…人生を掛けて果てなく追及する音楽へと向かうべく、新たにスタート地点に立ちました。音楽の美しさの魅力は、ひとえに伝統ある音楽家に心を寄り添わせ、純粋な愛を捧げて心身を通した芸術的経験を、音に表現できる賜物と考えております。ヨーロッパのリサイタルを経て、多彩で文学的要素を含んだこのプログラムを2012年の締めくくりに母国で初演奏し、更なる深みを目指します。
 演奏作品は、ベートーヴェン、シューマン、ラフマニノフ。いずれも、格別に思い入れのあるプログラムです。…どうかご来聴いただき、忌憚のないご感想・ご指導をいただけましたなら幸いです。国際的視野をもって、日本でも活動を広げ、最善の努力を尽くす所存でございます。
 津山さんは、埼玉県越谷市出身。東京音楽大学附属高校を経て、同大音楽科器楽専攻ピアノ演奏家コースを2004年に卒業。ドイツ国立ヴュルツブルク音楽大学を満場一致の最高点を得て卒業。12年同大学院マイスタークラス(国家演奏家資格)課程を修了。これまでにベルント・グレムザー、樋口恵子、弘中孝、武田牧子ヘルムス、川田麻子、越川榮子の各氏に師事する。
 第18回シューベルト国際音楽コンクール最高位(イタリア)、スタインウェイコンクール第2位(ドイツ)。日本国内で日本クラッシックコンクール、TIAA、長江杯コンクール入賞。
 ドイツにてニュルンベルク交響楽団とシューマンのピアノ協奏曲を共演。ソリストとしてカッセル音楽祭ベートーヴェンプロジェクト、スタインウェイハウス(ミュンヘン)、スタイングレーバーハウス(バイロイト)等のコンサートに出演。室内楽及び現代曲の初演も行う。12年にはブルフザル城(キワニスクラブ主催)、ジンスハイム(シュパーカッセ銀行主催)、イタリアにてラッコジーニ音楽祭でソロリサイタルを開催、などなど。現在、ドイツ国立ヴュルツブルク音楽大学講師。ドイツ在住。
全席自由 3,000円(学生2.000円) ドリンク付き
申込み・問わせ:info@haruklavier.com Tel:048-976-9387
http://www.haruklavier.com/concerts/
後援:公益社団法人 日本演奏連盟、東京音楽大学 校友会埼玉支部
協賛:財団法人ドイツ・ビュルガーシュピタール醸造所 (休憩時間に名門ワイナリー・ビュルガーシュピタールのフランケンワインがサービスされます)
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月 2日 (金)

宮本文昭指揮オーケストラMAP'S
二人の“教授”がマエストロ宮本を徹底解剖!

12/10
(月)pm7:00
東京文化会館大ホール

室内管弦楽団/宮本文昭&オーケストラMAP'S
 コンサートマスター:矢部達哉(東京都交響楽団ソロ・コンサートマスター)
 双紙正哉(東京都交響楽団第2ヴァイオリン首席)
 井野邉大輔(NHK交響楽団ヴィオラ首席代行 
 柳瀬省太(神奈川フィルハーモニー管弦楽団ヴィオラ首席)
 山本裕康(神奈川フィルハーモニー管弦楽団チェロ首席)
 山本 修(東京都交響楽団コントラバス首席)他

ナビゲーター/山田五郎教授、野本由紀夫教授

モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調 K.137
モーツァルト: セレナード第13番ト長調K.525
       「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
グリーク : 組曲「ホルベアの時代より」op.40よりプレリュード、アリア
チャイコフスキー:弦楽セレナードハ長調op.48/


121210maps20121030_00001 マエストロ宮本文昭率いる珠玉のアンサンブル、オーケストラMAP'Sが、新しいクラシック・コンサートの形に挑む。
 国際的オーボエ奏者として名声を博した宮本文昭が、満を持して自らの音楽体験を伝えるべく2007年に結成したオーケストラ、それがオーケストラMAP'Sだ。自らプランナーをつとめるJTアートホール室内楽シリーズの中で誕生し、活動を開始しました。
 コンサートマスターに矢部達哉を迎え、音楽の真髄に真っ向勝負し、若いアーティストに対して自らの音楽体験を伝えたい、一緒にアンサンブルする機会を作りたい、そして音楽家として若い人たちと一緒にもっと成長したい!そうした想いから弦楽アンサンブルを基本構成とする室内オーケストラを結成したのだ。その意とするところは、「荘厳華麗で質実剛健、宮本文昭と仲間たちが一体となって取り組むオーケストラであり、参加する若いメンバーたちが一目置かれるような素晴らしいアンサンブルを奏でる」ことだ。 今のところ、プログラムは弦楽曲が中心だが、将来的には管弦楽の作品にも取り組むという。
 
 
 今回の企画では、新たな可能性を拓くため、クラシック・コンサート初登場の山田五郎教授と、FM音楽番組の解説者を20年以上務めた野本由紀夫教授がステージに登場。ご存じ、多趣味人としてメディアで人気の山田五郎教授。クラシック音楽大好き、「名曲探偵アマデウス」でも番組解説者を担当した野本由紀夫(玉川大学)教授。
 このナビゲーター役二人が、マエストロ宮本文昭に切り込み、オーケストラの裏側から失敗談まで……宮本文昭の世界を徹底解剖します。
 ホームグラウンドのJTアートホールを飛び出して、クラシック音楽の殿堂・東京文化会館で新たな境地に羽ばたく。通常のクラシック・コンサートでは体験できない、興味深いクラシック音楽世界との出会いは、必見・必聴です。
全席指定:S席¥5,800 A席¥5,300 B席¥4,800 C席¥4,300
主催:MIN-ON
問合せ:MIN-0Nインフォメーションセンター Tel:03-3226-9999
http://club-maps.com/miyamoto_fumiaki/2012/03/1210-maps.html
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2012年11月 1日 (木)

相曽賢一朗ヴァイオリンリサイタル第16回
11/29
(木)pm7:00
津田ホール


相曽賢一朗(ヴァイオリン)
サム・ヘイウッド(ピアノ)
 

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第7番 ハ短調 作品30-2
サン=サーンス(イザイ編曲):ワルツ・カプリース 作品52-6
サン=サーンス:白鳥
R.シュトラウス:ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 作品18
121129vn

 今回は一昨年に共演したサム・ヘイウッド氏に再び来日していただきました。ウィーンにゆかりの作曲家のベートーヴェン、Rシュトラウスの作品をメインにして、ワルツのスタイルで書かれたサン=サーンス(イザイ編)のカプリースを間にはさんで演奏いたします。
 ライナーノーツが届いたので、ここで、ちょっと摘み食い。。
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 作品30−2
 1802年作曲の第7番のソナタは、不治の難聴に悩み、ハイリゲンシュタットで自殺の意図を暗喩する手紙を書いた後のベートーヴェンが、全く新しいタイプの音楽を求め、心機一転して書いた曲の一つ。暗い色調の緊迫感の高い音楽であり、ピアノ、ヴァイオリンとも常にエネルギーに溢れています。しかし、第1楽章の行進曲風の 第2主題や第3楽章のスケルツォは陽気で茶目っ気も出し、第2楽章は世界への愛情に満ちています。
サン=サーンス:ワルツ・カプリース 作品52−6(イザイ編)
 ハバネラのように有名ではありませんが、ワルツ・カプリースは、サン=サーンスの魅力的なショーピースです。ピアノの原曲をベルギーのヴァイオリニスト、イザイが編曲しています。ヨーロッパのサロンの雰囲気と品格あるヴィルトゥオーゾの要素が絶妙に融合した珍しい作品です。
白鳥
  「動物の謝肉祭」の中に出てくる「白鳥」は、チェロでよく演奏される名曲です。原曲はチェロと2台のピアノですが、作曲者によるヴァイオリンとピアノのための編曲版があります。湖面を滑らかに泳ぐ白鳥の姿が見えるでしょうか。
R. シュトラウス ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
 オーケストラ曲やオペラ作品で有名なリヒャルト・シュトラウスが24歳で書いた、数少ない室内楽曲のひとつで、圧倒的な若い情熱がほとばしる作品です。ソナタの形式で書かれていますが内容は交響曲的であり、両楽器とも名人レベルの演奏テクニックが要求されます。全曲を一貫するダイナミックなリズムがあり、その上に展開される叙情的なメロディーは後のオペラ作品を彷彿とさせます。第2楽章は、後に夫人となったポーリーン・デ・アーナへの恋愛の思いが込められていると言われています。
 奏者の略歴など詳細は、下記のHPで御覧ください。
http://crimsonglory.jp/
全自由席:前売3,500円 当日4,000円 学生1,500円
お問合せ:ミリオンコンサート協会 03-3501-5638
classic@millionconcert.co.jp
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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