無料ブログはココログ

« | トップページ | »

2013年1月19日 (土)

さい先のよい年明け 新鋭×2+来日オペラ
佐藤寛子メゾソプラノ・リサイタル」…新進演奏家育成プロジェクト…
・ニューイヤー・フレッシュ・コンサート…洗足学園 神フィル公演…
・プラハ国立劇場『フィガロの結婚』…武蔵野市民文化会館…

 松がとれた週末。続けて出掛けた新人の2公演と、それに続く来日オペラ。いずれも聴き応えのある公演だった。この分だと、今年は善いことが続きそうだ。

その1:「佐藤寛子メゾソプラノ・リサイタル」
  演連新進演奏家育成プロジェクト-

    1/12(土)・東京文化会館小ホール

Ms 藝大声楽科から修士課程独唱科修了。コンクール歴など日本歌曲が多く、「第九」やミサ曲などで、プロフィールにオペラ公演は見当たらない。敢えてマスコミ露出はと云えば、全国選抜高校野球開会式で「君が代」、出身の山形県民歌「最上川」の独唱。歌曲のリサイタルは大抵はソプラノで、メゾソプラノのリサイタルは滅多に聴けない。地味な略歴だが、好奇心が湧いた。
 この日の演目は、前半が畑中良輔と高田三郎。だが、感動を呼んだのは後半の、なんとレスピーギの歌曲だった。元々、歌曲をさほど聴いてきているわけでないのだが、レスピーギは全くお初。粒立ちのよいピアノ(森裕子)と相まって至宝のひとときだった。
 と、最後の「夕暮れ」は弦楽四重奏とメゾソプラノのためのとある。おもてなしの心意気さえ感じられる催しだった。

その2: 「ニューイヤー・フレッシュ・コンサート」
 1/13・洗足学園前田ホール 神奈川フィル公演


Photo コンクール上位入賞の若き才能たちをソリストに、神奈川フィルと華々しくニューイヤーを祝うコンサート。昨春 ソウル国際音楽コンクール優勝のヴァイオリン毛利文香と第28回日本管打楽器コンクールSax部門第2位入賞の小澤瑠衣。どちらも洗足学園ゆかりのフレッシュ・アーティストだ。
http://musicalacarte.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-73bb.html
 開幕を飾ったのは毛利が弾くブラームスの協奏曲。これが絶品だった。この先ずっと記憶に残るだろう名演奏だった。彼女の協奏曲は昨秋のモーツァルト、暮れの《四季》に次ぐ、三度目の正直だったのだが、大山平一郎指揮で神フィルが素晴らしいサポートをしてのけた。この春、高校を卒業する毛利。終演後の上気した表情に、彼女はきっと音楽の素晴らしさを実感したと思う。3歳からヴァイオリンを弾き続けてきて、本当に“よかった”と。

その3:プラハ国立劇場公演『フィガロの結婚』
  
1/15(火)・武蔵野市民文化会館

 ウィーンでの初演の評判が芳しくなかったのに引き換え、翌年モーツァルトが指揮したこの劇場での公演は絶賛され、次作「ドン・ジョヴァンニ」の作曲の依頼もあったという。
 数年前の来日公演来、この演出で観るのは2度目。休憩後の場面で、相変わらず伯爵がゴルフのパターの練習をするのだけは難ありだが、実に分かり易い演出なのだ。モーツアルトが天才なのは周知のことだが、「なるほど」と、それが実感できる。なめらかさに欠けたコンテッサ役も次第に艶をまし、最後のアリアはお見事。終わりよければ全てよしのたとえどおりだった。   
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

.

« | トップページ | »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« | トップページ | »