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2013年2月26日 (火)

宮本文昭のショスタコーヴィチ「革命」
東京シティ・フィル第267回定期演奏会

3/16
(土)pm2:00*1:30PMプレコンサートあり
東京オペラシティ コンサートホール

指揮:宮本文昭
ヴァイオリン:千々岩英一
(パリ管弦楽団副コンサートマスター)
コンサートマスター:松野弘明

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47

130316 音楽監督宮本文昭が2012年シーズンのラストに選んだのはパッション溢れる作品。まずはフィンランドの厳しい自然やロシアの圧政に決して屈することのない民族の魂を感じさせるシベリウスのヴァイオリン協奏曲。名門パリ管弦楽団の副コンサートマスターを長年務める千々岩英一が誇り高く歌いあげる。
…実はサイト主宰の私は、シベリウスVn協奏曲の追っかけ。それまでCDなどで漫然と聞いていたのだが、忘れもしない2001年4月14日、初台のオペラシティ。音楽コンクールの70周年記念ガラ・コンサートで弾いた小林美恵の雅な超絶技巧! バックは飯森範親/東京交響楽団。その後都内で聴ける公演はほとんど聴き続けたが、いまも記憶に残る名演はラクリン、クレーメル、そしてジェニファー・ギルバートで、やっと4指。五指目が未だ現れていない。
 この日の千々岩は、1998年からパリ管弦楽団の副コンサートマスター。東京芸大附属音楽高校を経て同大学を卒業後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学び、審査員全員一致の一等賞を得て卒業。田中千香士、数住岸子、ピエール・ドゥカン、フィリップ・ヒルシュホルン、ワルター・レヴィンの各氏に師事。フランス国立管弦楽団、パリ管弦楽団などのソリストとしてドナウエッシンゲン、ラジオフランス現代音楽祭、ストラスブール・ムジカ音楽祭等に、室内楽奏者としてはベルリン芸術週間、オールドバラ、クフモ音楽祭等に出演。近年はゲストコンサートマスターとしても活躍しており、ラジオフランス管弦楽団、紀尾井シンフォニエッタ定期演奏会等に客演した。日本では東京シティ・フィルと2007年にベルク、2008年にエルガーの協奏曲を共演、2009年にはサントリーサマーフェスティヴァルで東京都響と共演。2011年フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。使用楽器は1740年製オモボノ・ストラディヴァリウス。というツワモノだ。
 後半のショスタコは、ソビエト政権下にあって、静かに、しかししたたかに自己の芸術性を貫いたショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」。この曲に込められた真の意味に、“完全燃焼”を目論むマエストロ宮本が挑む。
http://www.miyamotofumiaki.com/
全席指定S\6,000 A\5,000 B\4,000 C\3,000 X\1,000(当日券のみ)
プラチナ・チケット(60歳以上)S\4,500 A\3,800
ユース・チケット(25歳以下、S以外から選択)\2,000
女子会限定チケット《プリンセス・パック》S女性3名1組\15,000(10組限定)
申し込み:東京シティ・フィルTC
:03-5624-4002(平日10:00~18:00)
座席指定できるオンラインチケットサービス http://www.cityphil.jp/
主催:一般財団法人 東京シティ・フィル財団
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2013年2月21日 (木)

モーツァルト『魔笛』 第57回 声楽研究会公演
ピアノと合奏による 字幕付き原語上演
3/3(日)pm5:30開演  
府中の森芸術劇場ウィーンホール

130303演出・指揮  升水弘之
タミーノ    菊地 伸吾
パミーナ    武田 千宜
パパゲーノ  幸田 敦
夜の女王    土田 雅子
ザラストロ  谷茂岡一人
パパゲーナ  金子二三代
モノスタトス 田中淳一
侍女1  風間優子
侍女2  田中牧子
侍女3  北根吉子
童子1  宗和彩乃
童子2  赤澤 舞
童子3  小野里桃子
武士1・僧侶1  飯島 一佳
弁者・武士2僧侶2 守屋栄一
合唱  アンサンブル・バッカナーレ
子供  青空児童合唱団
合奏  アンサンブル・バッカナーレ合奏団
フルート 守 真弓
ヴァイオリン  芳賀夏子
ヴァイオリン  杉村直香
チェロ  広瀬直人
グロッケンシュピール 川﨑 有紀子   
ピアノ  坂本知加子

パミーナ役の武田千宜さんから案内をいただきました。1993年から府中を中心に活動している声楽研究会(主宰・坂本利彦)の公演。なんと活動を開始して今年ちょうど20年になる。第57回というから年に2回以上の公演を打っている訳だ。今回の趣旨は、以下の通り。
1.音楽を勉強した人たちに演奏会、オペラ出演の場を提供する。
2.モーツアルト作曲 オペラ『魔笛』を、地域で演じることにより、オペラに馴染みのない人に鑑賞の場を提供し、地域の音楽文化向上に寄与、貢献する。
 歌唱は原語でセリフは日本語。ピアノと合奏による上演で、ソリストはプロ、アマチュアを問わずオーディションで、決定。合唱は オーディションなしで、幅広くどなたでも。
ただし、収益を上げるための公演ではありませんので、レヴェル向上を目指してはいますが、いたずらに、技術優先ではなく、アマチュアリズムを、大切にしています。市民参加を意図しています。したがって、ソリストにも出演料を支払うのではなく、参加費をもらい、それらで、公演をしています。衣装も自前、装置も手作りです。
http://homepage3.nifty.com/opera/ 
 パミーナ役の武田千宜さんは、一昨年、かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール公演の『フィガロの結婚』スザンナ役で絶妙の演技を披露した。今回のお姫様役も持ち前の味のある演技が期待できる。二期会会員。
http://chiyo-takeda.cocolog-nifty.com/
主宰・坂本氏のプロフィールは以下のHPでご覧いただけます。
http://homepage2.nifty.com/pianoensemble/
全席自由 1500円
販売:府中の森芸術劇場TC:Tel 042-360-4044(窓口販売のみ・予約不可)
問合せ・申込み
yfa8028@nifty.com
主催:声楽研究会
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2013年2月19日 (火)

岩見真佐子ソプラノリサイタル
ピアノ:丸山 滋

3月4日
(月)19:00開演
東京文化会館小ホール
(JR上野駅公園口前)

モーツァルト:春への憧れ/すみれ/クローエに/魔法使い
シューベルト:
  月に寄せて/夜咲きすみれ/恋人のそばで/
   泉のほとりの少年/茂み/夜と夢/あこがれ
ヴォルフ:メーリケの詩による歌曲集より
ヴォルフ:ゲーテの詩による歌曲集より ミニヨンの歌

 130304sop_15

岩見さんからメッセージが届きました。
…今回のリサイタルのテーマは、ずばり“Sehnsucht”(憧れ)です。季節にふさわしい歌曲をと選んだ、「春への憧れ」「すみれ」に始まって「ミニヨン」まで、全体の流れができあがってみたら、伝えたいテーマは Sehnsucht に落ち着きました。
 ゲーテの「ウィリアムマイスターの修行時代」の中で少女ミニヨンが語る言葉…
「ただ憧れを知るひとだけが わたしの悩みをわかってくれるのです」
 ドイツ語のSehnsuchtは、言葉の捉え方や考え方に日本語の「あこがれ」とは少し違った意味合いがあります。
 私たちが「あこがれ」でイメージされる“惹かれる・魅せられる”という意味とは違って、
[Sehn」=恋しい・焦がれるに続く「sucht」という言葉に深い意味があるのです。
 たとえば “真の”“病的な”“探し求める”という心の強い動きをともなうのです。
 ロマン派の時代、この言葉で代表される文学・芸術・絵画が開花した理由をこの視点で見つめると、ゲーテもシューベルトもただ夢見ている姿ではありません。その時代を生きる彼らが抱えていた葛藤や苦しみがあり、「休息=安らぎ」を求めて駆り立てられるように動いている心が見えてきます。
 3.11の避難所の経験は、自分自身そして一緒に音楽で心の旅して下さる方々のことを切実に考える機会になりました。今回のLiederabendは、復興・再生という時節に準備を始めたのです
 みなさまと一緒に春を感じる演奏会にしたい、という気持ちと、歌手として研究テーマにしているゲーテのミニヨンから今回はWolfの作品を選びました。リサイタは2009年以来になります。最近はSchubertのミニヨンを歌っておりましたが、ここにきてWolfの書き込んだ音の力にようやく正面から向き合えるようになったのかもしれません。作品を貫く思惟・音楽は、慈しみや癒しを超えて、直接言葉で訴え語りかけてきます。過酷な現実を背負う少女の語る鋭い痛み、その運命を受けいれつつも、強く生きたいと願う心の叫び、こころの休息への憧れ…そこに震災後の今に通じるテーマがあるように思います。明日への一歩となる言葉で演奏に努めたいと思います。
 岩見真佐子さんは、東京芸大・同大学院修士課程修了。 二期会オペラスタジオ第36期マスタークラス修了し、95年二期会オペラ公演「魔笛」パパゲーナ役でオペラデビュー。96年日本声楽家協会の派遣でウィーン留学。…以降の詳細は、ピアノの丸山さんと併せて、以下のURLでご覧ください。
http://www.masakosop.com/
全自由席 一般¥4,000 学生¥2,000
予約:東京文化会館チケットサービス Tel:03-5685-0650
e+(イープラス) : http://eee.eplus.co.jp/
問合せ:ミリオンコンサート協会 Tel:03-3501-5638
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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