無料ブログはココログ

« | トップページ | »

2013年10月28日 (月)

ファイン・デュオ
Fine Duo

ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ
全曲録音記念演奏会シリーズ Vol.4
(全5回)
11/23
(土)pm3:00
横浜みなとみらい小ホール

沼田 園子(ヴァイオリン)Sonoko Numata, Violin
蓼沼 明美(ピアノ)Akemi Tadenuma, Piano

ベートーヴェン
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第8番 ト長調 Op.30-3
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第10番 ト長調 Op.96
吉松隆
プレイアデス舞曲集 Ⅱa 作品28a
エネスコ
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 イ短調 Op.25
            「ルーマニアの民族様式で」

131123 全5回のこのシリーズ、残すところ2回となった。第4回の今回取り上げる演目について、蓼沼明美さんからコメントが届きました。
 第8番はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全10曲の中で、最も陽気で晴れやかな明るさをもった作品だと思います。すでに難聴の苦悩を抱えていたベートーヴェンが、このように葛藤のない調和のとれた作品を生み出していることに、彼の深い人間性を感じずにはいられません。また、第10番は、その10年前に完成された、ヴァイオリンとピアノの二重奏曲の金字塔といえる第9番「クロイツェル・ソナタ」とは対照的に、自分自身の心に問いかけるような静けさを湛えた作品です。外界の音から遮断された彼が、ひたすら自分の心の奥の音にじっと耳を傾けながら、作曲したのではないかと感じられます。
 演奏会の後半に選んだ今回の邦人作品は、吉松隆の「プレイアデス舞曲集Ⅱa」です。「プレイアデス(すばる)」の名に因んで、星のきらめきの彼方に存在する音たちを集めたような、吉松独特の世界をお楽しみいただきたいと思います。そして最後に、ヴァイオリンとピアノの二重奏の中で、希代の難曲に数えられているエネスコのソナタ第3番を演奏いたします。この作品は作曲家の母国、ルーマニア独自の旋法やリズムを用い、内面から吹き上がってくるような民族的エネルギーに満ち溢れています。演奏会の締めくくりに、西洋の伝統的な音楽とは異なる世界を繰り広げることができればと思っております。
 ベートーヴェンのソナタ全曲録音を終えて、2年経ちました。また、吉松作品は2001年に録音し、エネスコは1998年のリサイタルで演奏しております。その時々に作品の真髄に迫ろうと精一杯格闘した日々を懐かしく思い出すと共に、時を経て、同じ楽譜上にさらに新しい風景が見えてくることに驚かされます。個性豊かなそれぞれの作品の魅力を、できる限り自然体で気負いなくお伝えしたいと準備を進めております。
全席指定:一般\ 4,000
Miraist Club(横浜みなとみらいホール友の会)会員 3,600円
主催:横浜みなとみらいホール/カメラータ・トウキョウ
問合せ・申込み:
045-682-200003-5790-5560
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

..

« | トップページ | »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« | トップページ | »