無料ブログはココログ

« | トップページ | »

2014年12月14日 (日)

素晴らしいバッハをピアノで聴いてきました!
藤井亜紀さんの祈りの軌跡Ⅳ
12/12・浜離宮朝日ホール

 
「4年ぶりのソロリサイタルです。今どうしても弾きたいというエネルギーに導かれて…」という便りをいただいた。前回は生誕200年のショパンイヤーの最中で、未だにインプットされているのは唯一、「協奏曲第1番のピアノ五重奏(藤井亜紀編)」で、“音の綺麗なピアニスト、五指に入る”。141212pf
 藤井さんの“祈りの軌跡 シリーズ第4回”は「いつか実現できたらと思い描いてきた オール・バッハ プログラム。 私にとって、これまでの音楽人生のマイルストーンであり、そしていかなる時も力を与えてくれたバッハ作品への深い感謝を込めて演奏したいと思っております」
 
 
 
 
 しかるに当方は、バッハの鍵盤楽曲といえば、これまで、チェンバロ演奏ばかり聴いてきた。アンサンブルも時代考証に添った古楽器奏者のグループで、“バッハは如何に弾いたか”を極めようという試みだった。
 だからだろう。今回は、前半の以下のソロ曲の演奏には、文字通り息をのんだ。なめらかによどみなくどこからともなく音が溢れでて、舞台から客席に“降臨”!
…鍵盤上を両手が行き交っているのに、何故?
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
 コラール前奏曲(ブゾーニ編)
    「来たれ、創造主たる聖霊よ」 BWV667
   「イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ」 BWV639
    「いざともに喜べ、愛する仲間たちよ」BWV734
 イタリア協奏曲 へ長調  BWV971

 ピアノは聞き慣れたスタインウェイではなく、ベーゼンドルファでした。
 後半のコンチェルトは、全く趣が違った。「バッハが、コレギウム・ムジクム(気の合う音楽仲間)と楽しんだだろうひとときを追体験…」と彼女。私たちもご相伴に与って、これまた至福のひとときだった。
チェンバロ協奏曲 第4番 イ長調 BWV1055
 
チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052

 語弊を畏れず言ってしまうと、20分ほどの休憩時間を挟んでではなく、もっと間をおいて聴けたら…もし、CDとしてリリースされたら、最初の晩には前半のソロだけ聴き、日をおいて後半を聴く。是非そうしたい。…真冬の夜の夢。。。
 そういえば、最後の第1番は、10代のころミミタコができるほどLPレコードで聴いた。当時レコードは高価だったので2ヵ月分の小遣いを貯めないと買えなかったのだ。
 
…ところで、当日の彼女はチラシのイメージとは少し違っていて、ショートカットで、キュートでした。いつも作動音のしないカメラを持参し隠し撮りするのですが、この日はすっかり忘れていました。
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

.

« | トップページ | »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« | トップページ | »