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2014年10月21日 (火)

エフゲニー・ザラフィアンツ 
チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団
ドヴォルザークとブラームスの深遠なる世
12/2(火)pm7:00
五反田音楽ホール
(五反田文化センター内)

ドヴォルザーク・ファンタジー
…スラブ舞曲、アメリカ、家路などのメロディー集
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏ホ短調「ドゥムキー」op90
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 op25


141202stringエフゲニー・ザラフィンアツ (ピアノ)
 ロシアのノヴォシビルスク生まれ。音楽家の両親のもとで育ち、8歳から才能ある子供たちだけを教育するモスクワ音楽院付属中央音楽学校でエレナ・ホヴェンに師事。グネーシン音楽院、オルスク音楽院、グリンカ音楽院、大学院での首席卒業後、当音楽院で教鞭をとる。全ロシアコンクール、ポゴレリッチ国際音楽コンクールなどで入賞した後ドイツや日本で活発に音楽活動を展開。ソロリサイタルはじめ、海外アーティストとの共演による室内楽、協奏曲も高く評価されている。月刊誌「音楽の友で21世紀の名演奏家事典にて、世界の注目されるピアニスト70人に入るなど、聴衆の魂を揺さぶる美しい音色と精神性の高い演奏で熱烈なファンを増やし続けている。

チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団
ヴァイオリン:オタ・バルトシュ
 プラハ音楽院、そしてノラ・グルムリーコヴァーに師事しプラハ音楽アカデミーを卒業後、世界的ヴァイオリニスト、ナタン・ミルシテインとオレグ・カガンの下で研鑽を積む。1982年にはマルティヌー作品の最も優れた演奏に贈られるチェコ音楽財団賞を獲得し、ベートーヴェン・ヴァイオリン・コンクールでは桂冠賞を受賞。1986年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団に入団。チェコ・フィルハーモニー八重奏団とプロ・アルテ・アンティクァ・プラハのメンバーでもある。
ヴィオラ:ヤロスラフ・ポンヂェリーチェク
 テプリツェ音楽院にてズデニェク・コラーシュスキーにヴァイオリンを師事し、その後ヴィオラ奏者への転向を決意。プラハ音楽アカデミーでは、かの有名なスメタナ・カルテットのミラン・シュカンパに師事する。1985年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、2003年より首席ヴィオラ奏者を務めている。プロ・アルテ・アンティクァ・プラハのメンバーでもある。
チェロ:フランティシェク・ホスト
 プラハ音楽院にてヴィクトル・モウチカに、さらにプラハ音楽アカデミーにてヨゼフ・フッフロに師事。1975年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、1983年より首席チェロ奏者を務めている。ソリストとして、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、マドリード国立管弦楽団、その他国内外で多くの室内管弦楽団と共演している。チェコ・フィルハーモニー八重奏団のメンバーでもあり、またコントラバスのイルジー・フデッツと20年以上に渡り“デュオ・ディ・バッソ”を組んでいる。CD録音も数多い。 
全席自由 6、000円
主催:アルペジオ音楽企画/ミューズ会
申込み・問合せ:アルペジオ音楽企画
 Tel:03-3418-5344
          ミューズ会 Tel:042-366-6452
 東京文化会館チケットサービス Tel:03-5685-0650
 (改修工事のため、11月末日まで窓口の取り扱いはありません)
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

 

2014年10月20日 (月)

ラモー作曲 歌劇《プラテ》
カエルの女王プラテ様、
モテると思っているのはあなただけ!

セミ・ステージ形式/フランス語上演/日本語字幕付
北とぴあ国際音楽祭2014

フランス・バロック音楽の巨匠ラモー没後250年記念!
平成26年度(第69回)文化庁芸術祭参加公演
11/7(金)pm7:00
11/9
(日)pm2:00
北とぴあ さくらホール


指揮:寺神戸 亮14110709_2
管弦楽・合唱:レ・ボレアード
    
(オリジナル楽器使用)

マティアス・ヴィダル(プラテ)
ベツァベ・アース(フォリー)
フルヴィオ・ベッティーニ
       (ジュピテル)
小野 和歌子(ジュノン)
与那城 敬(シテロン)
安冨 泰一郎(メルキュール)
鈴木 美紀子(クラリーヌ)
小笠原 美敬(モミュス)
高橋 美千子(タリー)
石川 洋人(テスピス)
ほか

ものがたり
 天上の神々が、浮気者のジュピテルと嫉妬深い妻ジュノンの関係を使って喜劇を作ることにしたそうだ。ジュピテルに好かれていると嘘を聞かされたカエルの女王・プラテは醜いのに自意識過剰。すっかりその気になり、あれよあれよという間に(偽の)結婚式を執り行うことに…。そこへ夫の新たな浮気に怒り狂うジュノンが登場して・・・。

聴きどころはカエルの合唱?!
 このオペラの聴きどころはラモーの卓越した音楽による自然描写。クヮックヮッというカエルの鳴き声を連想させる序曲に始まり、「何?」というフランス語“Quoi?(クヮ)”を連呼するカエルの合唱など、情景が目に浮かぶ巧みな音楽が盛り沢山。バロック音楽って堅苦しそうというイメージが変わりますよ!
全席指定
一般 SS席 7,500円 S席 5,500円 A席 2,000円
学生 SS席 3,750円 S席 2,750円(公演当日、入場の際に学生証を提示)
【北区民割引】一般 SS席6,500円 S席4,500円
(割引での購入は一人4枚まで)
取扱いは、北とぴあ1階チケット売場(店頭販売)のみ。東京都北区在住を確認できるもの(保険証、免許証など)をご提示。
*車椅子席の設定あり *託児サービスあり(2歳以上の未就学児)
申込み:北区文化振興財団 
Tel:03-5390-1221 平日9:00~17:00
チケットぴあ Tel:0570-02-9999 Pコード:232-422
*セブン-イレブン、サークルK・サンクスでも直接お買い求めいただけます
*北区内チケット取扱い: 北とぴあ1階チケット売場(窓口のみ)10:00~19:00
*車椅子:北区文化振興財団Tel:03-5390-1221(数に限りがあります)
*託児サービス:2歳から就学前(1人 1,000円)。要予約
  チケットを購入後、10/31(金)までに「イベント託児マザーズ」
 Tel:0120-788-222(平日10時~12時、13時~17時)
問合せ:北区文化振興財団
Tel:03-5390-1221
主催:北区文化振興財団 共催:東京都北区
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、日仏文化協力90周年
助成:(公財)三菱UFJ信託芸術文化財団 (公財)花王芸術・科学財団
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2014年10月15日 (水)

ジュゼッペ・ヴェルディ《椿姫》への誘い
ニコレッタ・コンティ(指揮者)を迎えて
レクチャーコンサート

11/6(木)pm6:30(開場pm6:00)
イタリア文化会館 アニェッリホール

 イタリアから女性指揮者ニコレッタ・コンティを迎えて、和光市のオペラ団体“オペラ彩”が11/22・23の両日、《椿姫》を開催する。既にこのサイトで配信済み。↓
http://musicalacarte.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-1498.html
141106trim 今回の催しは、そのプレ・レクチャー。なのだが、何と本番の指揮者が自ら語り、後半には、本番のヴィオレッタとアルフレート、それにジェルモンが、アリアと二重唱を、コンティさんのピアノ伴奏で歌う。
 この日のヴィオレッタ、出口正子さんはミラノスカラ座研修所で研鑽を積み、30年間イタリアで主役を張ってきた知る人ぞ知る根っからの歌姫。今回のオペラ本番では二日目に出演される。
第1部 :レクチャー 
G.ヴェルディ オペラ「椿姫」
講師 ニコレッタ・コンティ(指揮者)
(日伊通訳付)

第2部:ミニコンサート 
G.ヴェルディ オペラ「椿姫」よりアリアと二重唱
出口 正子(ヴィオレッタ ソプラノ)
秋谷 直之(アルフレード テノール)
谷 友博(ジェルモン バリトン)
ピアノ:ニコレッタ・コンティ
プログラム:
第一幕 ヴィオレッタのアリア「花から花へ」
第二幕 アルフレードのアリア「燃える心を」
              ヴィオレッタとジェルモンの二重唱「ヴァレリー嬢ですか」
              ジェルモンのアリア「プロヴァンスの海」
第三幕 ヴィオレッタとアルフレードの二重唱「パリを離れて」

 ニコレッタ・コンティNicoletta Conti(指揮者)は、イタリア・ボローニャ出身。指揮をミラノ国立音楽院、ボローニャ国立音楽院にて学ぶ。ボローニャ大学において音楽学を専攻して大学院を修了。シエナにおいてフランコ・フェラ―リ、ザルツブルグにおいてレオポルド・ハーガー、ボストンにおいてレオナード・バーンスタイン、小澤征爾、クルト・マズーア等の各氏に師事。イタリア国内外の数々の国際コンクールに入賞し、オペラ及びコンサートの指揮者として本格的な活動を開始する。
 コヴェント・ガーデン、フィレンツェ、ボローニャ、トリノ等の有名歌劇場やペーザロの「ロッシーニ・フェステバル」、「イトゥリア・ヴァレイ音楽祭」に招かれ、パヴァロッティをはじめ、レナート・ブルゾン、レオ・ヌッチ、ダニエラ・デッシー、ロベルト・アラーニャ、ライナ・カバイヴァンスカ他の著名な歌手と共演している。日本では、フィオレンツァ・コッソットとのオーチャードホール公演、オペラ「イル・トロヴァトーレ」で来日し、大成功を収める。
 優れた音楽家に贈られるミネルヴァ賞イタリア人初受賞者。2006年、イタリア政府より共和国騎士団勲章を受勲。ボローニャ国立音学院教授。
問い合せ:イタリア文化会館 Tel. 03-3264-6011(内線13, 29) 
                    E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it
申し込み
 
 
 
 氏名・電話番号・参加人数を明記し、「11月6日レクチャーコンサート」係へ
 イタリア文化会館 右記アドレス宛にメールで。 
eventi.iictokyo@esteri.it
 オペラ彩 Tel/fax:048-201-3121 メール opera-sai@jcom.home.ne.jp
コーディネーター:和田タカ子(オペラ彩 主宰)
主催:イタリア文化会館、特定非営利活動法人オペラ彩
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2014年10月14日 (火)

今川映美子シューベルティアーデ 最終回
 Emiko Imagawa Schubert Zyklus Vol.12 
11/14(金)pm7:00
浜離宮朝日ホール


F.シューベルト

ピアノソナタ第12番 ヘ短調 D625

さすらい人幻想曲 ハ長調 D760


ピアノソナタ第21番 変ロ長調 D960


141114pf「2006年に始めたシリーズの最終回では、シューベルト最後のソナタD960をこうと決めていました」と今川映美子さん。
 最初に弾きますピアノソナタD625は、未完の曲です。終楽章では、ショパンの葬送ソナタの終楽章を思わせます。未完成の作品を多く残したシューベルトですが、この曲も捨てがたい魅力が感じられます。
   また さすらい人幻想曲は、シューベルトも弾くことができなかったといわれている難曲です。単一楽章のソナタで、リストのソナタを予期させます。シューベルトのピアノ曲の中でもっともヴィルトーゾ的な曲です。
 そして最後がD960です。シューベルト生涯最後のピアノソナタです。 ピアノによる白鳥の歌 ベートーベン以後書かれた、最もみごとで美しいソナタといわれるこのソナタは、シューベルトの最高傑作です。最終回に相応しい、シューベルトの魅力が感じられるプログラムとなりました。
 今川さんは、桐朋女子高等学校音楽科卒業。桐朋学園大学音楽部在学中、ウィーン国立音楽大学に留学し、同大学を首席で卒業後、同大学院にて研鑽を積む。サレルノ国際コンクール最高位、カプリ国際コンクール入賞、ストレーサ国際コンクール第3位(1位なし)、エンナ国際コンクール第3位(1位なし)入賞と、ヨーロッパ各地のコンクールで次々に入賞を果たし国際的に高い評価を得る。
 帰国後も欧米より招聘され演奏活動を行い、国内においてもリサイタルや室内楽をはじめ、スーク室内管弦楽団、ノルディック管弦楽団の他、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団等の国内外のオーケストラと協演。ロイヤルメトロポリタン管弦楽団とは、巨匠イェルク・デームスと共に“バッハの2台のピアノのための協奏曲”を、また、「今川映美子ピアノ協奏曲の夕べ」において一夜に3曲のピアノ協奏曲を演奏する。
 ジャン=ピエール・ヴァレーズ、十束尚宏、飯守泰次郎、堤俊作、故・榊原栄、秋山和慶、本名徹次、クリスチャン・リンドバーグ、飯森範親、梅田俊明、現田茂夫など国内外の多くの著名な指揮者と共演。2011年3月に小泉和裕指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団とグリーグのピアノ協奏曲を協演。
 06年より開始したシューベルトのピアノソナタ全曲演奏を主軸としたシリーズコンサート「今川映美子~シューベルティアーデ」は各方面から高い評価を得た。
 これまでに、ピアノを有賀和子、クラシミーラ・ヨルダン、ディアンコ・イリエフ、ハインツ・メディモレック、ローラント・ケラー、故・ゲオルク・ヴァシャヘーリ、セルゲイ・エーデルマンの各氏に師事。
 彼女の洗練されたウィーンの典雅なピアニズムは聴き手を魅了してやまないが、近年では『今や中堅層を支える実力派として地歩を確実に刻んだ』(音楽の友)、『ドラマティックで雄大な表現はもはや一般の日本人ピアニストの常識を越えたものといってよく、その力強い輝かしい表現力によって聴き手を圧倒した』(ムジカノーヴァ)と称される他、ショパン誌の『演奏会ランキング』、音楽の友誌『コンサートベスト10』の筆頭に顔を出すなど、実力派ピアニストとして着実にそのキャリアを築いている。
 CDは、ベートヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「告別」を含む「Bee.(ビー)」、オール・シューベルト・プログラムによる「S・Chu!(シュー)」がベルウッドレコードより、2014年9月に待望の3rdアルバム「今川映美子/シューベルト:ピアノソナタ第18番『幻想』」がコジマ録音よりリリースされた。
 テレビ朝日「新・題名のない音楽会」、NHK-FM、NHK-BS「ぴあのピア」等、テレビ、ラジオに度々出演する他、2008年にはルーセル国際コンクール(ブルガリア)にて審査員を務めるなど多方面で活躍している。現在、武蔵野音楽大学非常勤講師。後進の指導にも力を注いでいる。
http://emiko-imagawa.com
全自由席 4,000円
問合せ・申込み:(株)プロ アルテ ムジケ
Tel:03-3943-6677 Fax:03-3943-6659
URL:http://www.proarte.co.jp   E-mail:pam@proarte.co.jp
主催:フジテレビジョン
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2014年10月 7日 (火)

三戸素子&コルネリア・ヘルマン
    ~モーツァルトの午後~

11/3(月・祝)pm2:30
東京オペラシティ リサイタルホール

ヴァイオリン:三戸素子
ピアノ:コルネリア・ヘルマン

・ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV378(317b)
・ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 KV379(373a)
・「泉のほとりで」の主題による6つの変奏曲 ト短調 KV360(374b)
・ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV454

141103_2  “オール・モーツァルトプログラム”…聴くほうは簡単に口にしてしまうが、奏者にとっては、どうやら半端なことではないようです。三戸さんが今回、その思いを語っておられます。
…コルネリア・ヘルマンさんとは、私がザルツブルクで演奏活動をしていた頃、彼女がまだ幼少だった時からのおつきあいです。
  私にとって、ザルツブルクの街の誇りであるモーツァルトは、特別の作曲家。ずっと前にハンマーフリューゲルと共演したモーツァルトのプログラムは、雑誌「音楽の友」の年間コンサートベストテンにご推挙いただいたほど、うちこんだものでした。以来、同じモーツァルトの世界を共有し、呼吸できるピアニストと一緒でなければ、モーツァルトだけで構成したプログラムは出来ない、とずっと封印してきました。
  このたび、コルネリアさんとの贈り物のようなデュオが実現し、迷わずこのプログラムに決めました。秋の休日、幸せなモーツァルトの午後となるよう願っています。
  今回のリサイタルは祝日午後ということ、また私の今取り組んでいるテーマが根源的なこと、などの理由から、モーツァルトの中でも難しい、というより名曲をいかに活かして演奏するか、難しいことは何もなく‥という感じでやりたいと思っています。
全自由席・税込 4,000円
申込み・問合せ:ハラヤミュージックエンタープライズ Tel:03-3587-0218
                     東京オペラシティチケットセンター
Tel:03-5353-9999
           
  クライネス・コンツェルトハウス事務局 Tel:04-2945-6326
マネジメント:(株)ハ
ラヤミュージックエンタープライズ Tel:03-3587-0218
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2014年10月 6日 (月)

シューマン 丸山恵美リサイタル
フモレスケのCDと併せて
11/13(木)pm7:00
Hakuju Hall
小田急線 代々木八幡駅 徒歩5分

R.シューマン:
 子供の情景 OP.15
 クララ・ヴィークの主題の即興曲 OP.5
 蝶々 OP.2
 フモレスケ OP.20

141113pf  「丸山恵美子 ピアニスト」をネットで見ると先ず出てくるのが、HMVのサイト。ここでシューマンのピアノソロのCDは、彼女の「シューマン:フモレスク/色とりどりの小品」(アートユニオン制作・1998年録音)と4枚組の「ポリーニ・シューマン全集」だ。
 今回のリサイタルに際して「最初のCDもシューマンですし、若いころからずっとシューマンは弾いています。歳を重ねてどのように変われるか? 自分に興味があります」と丸山さん。
 若いころといえば、1962年の第16回「全日本学生音楽コンクールのピアノ部門中学校の部に丸山恵美(東京・成城学園)の名がある。(前回の告知の1961年は誤り)
 この年の中学のヴァイオリン部門は藤原浜雄(東京・明星学園中学校)、独唱部門は木村俊光(東京・桐朋学園女子高等学校音楽科)だ。藤原さんは一昨年まで読売日響のコンマスを務めた逸材。3歳年長の木村さんはその後70年ウィーン国立音楽大学を首席で卒業し、ドイツ・ライン歌劇場に16年間所属。現在は新国立劇場のオペラ研修所所長。
 丸山さんは、9年後の71年にジュネーヴ国際音楽コンクールに入賞、75年オーストリア文部大臣奨励賞受賞。ウィーン国立音楽大学1976年度鍵盤楽器部門最優秀主席卒業賞受賞後、1977年同大学大学院、同大学マスタークラス ピアノ演奏学科を経て、留学先のウィーンを中心に、オーストリア各地、フランス、ルーマニア、韓国などで活躍。78年に帰国し以後、東京音楽大学の講師を務めておられる。
Photo_4 師事した先生は、ウィーン留学時にリヒアルト・ハウザー教授、ハウザー先生の没後エドゥアルド・ムラツェック教授に師事。 日本に帰国後、コンラート・ハンゼン教授、安井耕一氏に師事。
 「現在まで最近の10数年はコンラート・リヒター教授に師事しましたが、リヒター先生はヨーロッパではリートの世界では神様的な存在の方です。ヘルマン・プライの伴奏者として知られています。シュトットガルトの大学の学長もしていらっしゃいました」
 今回のリサイタルに際して語っておられます。
「シューマンの曲の中には大きなホールで華やかに弾かれる曲というよりも、シューマンの心の内をひっそり呟いているような曲もあると思います。そんなことをシューマンについて今私は感じているので、今回それが表現できて 聴いて下さる方に伝えることができたら大変に嬉しいです」
 リサイタルの最後に弾かれる「フモレスケ」が、16年前に録音されたCDでは最初にかかる。CDは会場で手に入ります。
このサイトをご覧の方。
          皆さんの入場料
は、学生料金の3,000円です。
申込み先:アドレス:「momma.yoshy@parkcity.ne.jp」 
全席自由 一般4,000円 学生3,000円
申込み:
  CNプレイガイド  Tel:0570-08-9990
  (株)アートユニオン Tel:03-6338-9272
  (有)メモリーエフ企画Tel:03-3780-4951
主催:アートユニオン
注:写真は、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2014年10月 5日 (日)

新進演奏家育成プロジェクト リサイタル・シリーズTOKYO37
中 実穂 チェロ・リサイタル
Miho Naka Cello Recital

ピアノ:鈴木慎崇

文化庁委託事業<平成26年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業>
11/30(日)pm2:00
東京オペラシティ リサイタルホール

京王新線 初台駅東口

R.シューマン:
      アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70
J.S. バッハ:
  無伴奏チェロ組曲
 第4番 変ホ長調 BWV1010
G.
クラム:無伴奏チェロソナタ
J.ブラームス:チェロソナタ
 第2番 ヘ長調 作品99

141130vc ドイツ作曲家の作品を中心に、2年間のベルリン生活で自分自身が学び、感じたドイツ、そしてドイツ音楽を表現したいと思います。バッハ、ブラームス、シューマンを中心に、人間の感情の様々な変化を感じられる選曲にしました。
 また、ジョージ・クラムはアメリカ人作曲家ですが、ベルリンで勉強していたことのある作曲家で、今回のプログラムのコントラストをつけるうえで、重要な作品という思いから選曲しました。
  中 実穂さんは、京都市出身で、5歳からチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。
 2010年9月に渡独、ベルリン芸術大学大学院にて国家演奏家資格取得後、2012年帰国。これまでにチェロを津田朝子、井上頼豊、松波恵子、山崎伸子、マルクス・ニコシュの各氏に師事。室内楽を毛利伯郎、岡山潔、山崎伸子、クァルテット・エクセルシオに師事。サントリーホール室内楽アカデミー第2期生。
 第8回ビバホールチェロコンクール第4位、第77回日本音楽コンクールチェロ部門入選。第130回日演連推薦/新人演奏会にて大阪フィルハーモニー交響楽 団と共演。JTが育てるアンサンブルシリーズ、六花亭ホールコンサート、ハギモトハルヒコ夢コンサート'09、東京・春・音楽祭特別公演、サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンなど多数出演。また、アウトリーチ活動にも積極的に取り組んでいる。現在、ソロ、室内楽、オーケストラと幅広く活動している。 
 ピアノで共演する鈴木慎崇さんは、札幌市出身。4歳よりピアノ、ソルフェージュを学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。在学中、学内においてアリアドネ・ムジカ賞受賞。三角祥子、北島公彦、角野裕の各氏に師事。幼少よりさまざまなコンクールで入賞する。第51回全日本学生音楽コンクール、第71回日本音楽コンクールにて、それぞれ第1位。新日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団など、さまざまなオーケストラと共演。また、リサイタル、FM、CDなどで数多くの演奏家と共演。国内外の音楽祭、コンクールにおいて公式伴奏者を務め るなど、伴奏、室内楽にも活動の場をひろげている。最近では、オーケストラの演奏会に鍵盤楽器奏者として度々出演している。東京藝術大学、武蔵野音楽大学非常勤講師を務めたのち、現在、洗足学園音楽大学非常勤講師として、後進の指導にあたっている。
全席自由 2,500円
予約・問合せ
  公益社団法人日本演奏連盟 Tel:
03(3539)5131 http://www.jfm.or.jp
  東京オペラシティチケットセンター Tel:03(5353)9999
  e+(イープラス)
http://eplus.jp/(PC・携帯共通)
主催:文化庁/公益社団法人 日本演奏連盟
制作:公益社団法人 日本演奏連盟
*未就学のお子様の同伴・入場はご遠慮下さい。
*駐車場(有料)ご利用できます。
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2014年9月28日 (日)

モーツァルトハウス・ウィーン
              in ジャパン 2014
 

よみうり大手町ホール
11/1(土)
コンサート(1) pm
1:00 「モーツァルト名曲の世界」
コンサート(2) pm4:00
  「
三浦文彰&菊池洋子
             モーツァルトとウィーンの調べ」

11/2(日)  
コンサート(3) am11:00
 「
三枝成彰が解き明かす
          モーツァルトとフリーメーソンの謎」
コンサート(4) pm3:00
   
「ガラ・コンサート“モーツァルト・アカデミー”」

14110102 ナビゲーター、ソプラノ歌手として出演もされる総合企画監督の中嶋彰子さんに企画の発端・経緯を語って頂きました。
…ウィーンのドムガッセにあるモーツァルトハウス・ウィーンで、この1年半アーティスティック・アドバイザーとして、特に定期公演のプログラム、キャスティングなどのお手伝いをしています。
 かつてモーツァルトが実際に居住し、現在は博物館として、ウィーンで唯一当時の姿を色濃く残しているモーツァルトハウス。館内地下にはベーゼンドルフ・ザールというサロン・ホールもあり、モーツァルトと彼の音楽を随所に感じることのできる場所です。
 そのモーツァルトハウスと読売新聞社が提携し、モーツァルトの音楽にたっぷりと浸れる幸福な2日間をお届けします。クラリネットのペーター・シュミードル、テノールのライナー・トロストなど、ウィーンから超一流アーティストも駆けつけます。会場では、モーツァルトとフリーメーソンの関わりを示す展示もあります。 
 11月1~2日の2日間「モーツァルトハウス・ウィーン in ジャパン 2014」という音楽祭です。この企画総合監督を務めます。もちろん歌手としても出演します。この企画は続いて11月3日にも、音楽祭の凝縮版コンサートの様な形で大阪のいずみホールでも公演が開かれます。
 2日間でこれだけ贅沢で満足できる音楽祭は珍しいと胸を張って主張させて頂きます! 新ホールでの新音楽祭、多くの方々にお知らせしたく、ワクワクしながら今こうしてメールを書いております。是非ともモーツァルト・ファン、モーツァルト初心者、家族ぐるみをお誘いの上、おしゃれな大手町ホールにお越し下さい!会場でお会いするのを今から楽しみにしています。

コンサート(1)「モーツァルト名曲の世界」 
 アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより第1,4楽章、
 すみれ、歌劇〈魔笛〉よりザラストロのアリア、
 夜の女王のアリア、歌劇〈ドン・ジョヴァンニ〉よりミニュエット、
 弦楽四重奏曲第19番ハ長調「不協和音」ほか
開演前と休憩時に塗り絵や歌、ダンスなどを体験する
    「キッズ・ワークショップ」も。

出演者
 中嶋彰子(総合企画監督/ナビゲート/Sop)
 ニルス・ムース(Pf)、ライナー・トロスト(T)、清水那由太(Bs) 
 ストリング・クヮルテットARCO、焼田竣(Pf)、下崎響子(Sop)、
 山本禮子バレエ団
全席指定 4,500円(税込)

コンサート(2) 「三浦文彰&菊池洋子
                                             モーツァルトとウィーンの調べ」
 
  ピアノ・ソナタ第11番イ長調「トルコ行進曲付き」、
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第25番ト長調、
  ベルク:ピアノ・ソナタ作品1、
  クライスラー:「美しきロスマリン」、「愛の悲しみ」、「愛の喜び」、
  ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調、17番嬰へ短調     
出演者
 中嶋彰子、三浦文彰(Vn)、菊池洋子(Pf)
全席指定 4,000円(税込)
1日通し券[11/1:コンサート(1)+(2)] 8,000円(税込・チケットぴあのみ)

コンサート(3)「三枝成彰が解き明かす
                                           モーツァルトとフリーメーソンの謎」
 
 儀式の開式音楽「親しき友よ、今日こそ」、
 歌劇〈魔笛〉より 神官たちの合唱「おお、イシスとオシリスよ、
  なんたるよろこび」、
 クラリネット三重奏曲「ケーゲルシュタット」、
 フリーメーソンの歌「固く手を結び合い」、
 小カンタータ「無限なる宇宙の創造者を崇拝する汝らが」ほか 
出演者
 中嶋彰子、ニルス・ムース(Pf)、ライナー・トロスト(T)、
 ペーター・シュミードル(Cl)、菊池洋子(Pf)、
 ストリング・クヮルテットARCO、清水那由太(Bs)、
 六本木男声合唱団倶楽部、三枝成彰(ナビゲーター)、
 ルドルフ・アンガーミュラー(モーツァルト研究)
全席指定 6,000円(税込)

コンサート(4)「ガラ・コンサート “モーツァルト・アカデミー”」 
 ピアノ四重奏曲第1番ト短調、
 歌劇〈皇帝ティトの慈悲〉より
    ヴィテリアのロンド「花の美しいかすがいを編もうと」、
 4手のためのピアノソナタハ長調より第2楽章、
 歌劇〈イドメネオ〉より二重唱「我は説き明かしえず、おお神よ」、
 レチタティーヴォとアリア「あわれな者よ!おお夢よ 息吹く微風」、
 クラリネット五重奏曲イ長調、
 サラサーテ:モーツァルトの歌劇〈魔笛〉による演奏会用幻想曲
出演者
 中嶋彰子、ニルス・ムース(Pf)、ライナー・トロスト(T)、
 ペーター・シュミードル(Cl)、三浦文彰(Vn)、
 菊池洋子(Pf)、ストリング・クヮルテットARCO
全席指定 6,000円(税込)
1日通し券[11/2:コンサート(3)+(4)] 11,000円(税込・チケットぴあ のみ)
チケット取り扱い(未就学児入場不可)
 よみチケ 要会員登録 
http://www.yomi-ticket.com/top.jsp
 チケットぴあ Tel:0570-02-9999
 ローソンチケット Tel;0570-000-407(演劇・クラシック用オペレーター)
 イープラス
主催:読売新聞社

問合せ:読売新聞文化事業部 Tel:03-3216-8500(平日10:00~17:00)
http://yomi.otemachi-hall.com/event/event_2170.html
共催:モーツァルトハウス・ウィーン
後援:オーストリア大使館、日本モーツァルト協会
協賛:第一生命、飛鳥新社

注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2014年9月27日 (土)

ヴェルディ作曲オペラ「椿姫」
オペラ彩 第31回 定期公演

11/22
(土)pm6:00
11/23
(日)pm2:00
和光市民文化センター大ホール

愛称:サンアゼリア Tel:048-468-7771
東武東上線 和光市 池袋から13分、渋谷から副都心線25分(急行)
 和光市駅から約900m
141122_2
 最近レアものに挑戦している“オペラ彩”が、久しぶりに広く知られた名曲に挑む。
 イタリアから名指揮者ニコレッタ・コンティを招き、チャイコフスキー国際音楽コンクール 声楽部門日本人初の第1位を受賞した佐藤美枝子(22日)、イタリアの歌劇場や藤原歌劇団でヴィオレッを歌い絶賛された出口正子(23日)。名実ともに日本を代表するプリマドンナの初競演による「椿姫」。両日とも見逃せない公演となろう。
 
 
開演15分前からプロデューサー和田さんの解説があります。
オペラ彩のHPに作品解説があります。併せてご覧ください。
http://opera-sai.jp/

指揮:ニコレッタ・コンティ
演出:直井研二
プロデューサー:和田タカ子

                                        22     23

ヴィオレッタ・ヴァレリー  佐藤美枝子 出口 正子
アルフレード・ジェルモン 金山 京介   秋谷 直之
ジョルジョ・ジェルモン    村田 孝高  谷  友博
フローラ・ベルヴォア     森永 朝子    河野めぐみ
アンニーナ           永安 淑美  巖淵 真理
ガストン              布施 雅也   石塚 幹信
ドゥフォール男爵           池内  響      パク・ドンイル
ドビニー侯爵             佐藤 泰弘     畠山 茂
グランヴィル医師         矢田部一弘   森田 学
ジュゼッペ              石川 隆彦     持木 悠

合唱:オペラ彩合唱団 東邦音楽大学合唱団有志
演奏:アンサンブル彩 コンサートマスター 平澤 仁  
バレエ:東京創作舞踊団

 
  指揮のニコラ・コンティ女史は、イタリア・ボローニャ出身。ミラノ国立音楽院、ボローニャ国立音楽院、ボローニャ大学大学院修了。フランコ・フェラ―リ、レオナード・バーンスタイン、小澤征爾等の各氏に師事。パヴァロッティ、レナート・ブルゾン、レオ・ヌッチ、ライナ・カバイヴァンスカ、ダニエラ・デッシー他の著名な歌手と共演した他、フィオレンツァ・コッソットとのオペラ「イル・トロヴァトーレ」で来日し、大成功を収める。優れた音楽家に贈られるミレルバ賞イタリア人初受賞者。2006年、イタリア政府より共和国騎士団勲章を受勲。ボローニャ国立音楽院教授。
 特定非営利活動法人“オペラ彩”は1984年、前身の朝霞オペラ振興会を設立、以後30年にわたってオペラ活動を継続して今日に至る。モーツァルト4大オペラの連続公演、プッチーニシリーズ、ヴェルディシリーズが好評を博す。2007年、第23回定期公演オペラ「トゥーランドット」で佐川吉男音楽賞奨励賞受賞。同年7月、法人格を取得して特定非営利活動法人オペラ彩に移行する。08年、第24回定期公演オペラ「ナブッコ」で三菱UFJ信託音楽賞奨励賞受賞。2012年、第29回定期公演オペラ「マリア・ストゥアルダ」で平成25年度三菱UFJ信託音楽賞を受賞する。昨13年の設立30年記念公演にはオペラ「マクベス」を上演し、絶賛された。
全席指定:S席10,000円  A席8,000円  B席7,000円  C席5,000円  学生券3,500円
特別学生券(1階前方S席 高校生まで)2,000円
主催:オペラ彩
問合せ・申込み:オペラ彩事務局
Tel/Fax:048-201-3121
opera-sai@jcom.home.ne.jp
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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2014年9月26日 (金)

ラフマニノフ《晩禱》全曲演奏会
      東京トロイカ合唱団
第21回公演
             10/24
(金)pm7:00
       東京カテドラル聖マリア大聖堂


Photo
   昨年は作曲者ラフマニノフの生誕140周年にして歿後70周年を記念しての公演だった。そして今年は、ラフマニノフが《晩禱》の作曲に着手してから100周年にあたるという。さらに、来年が作品完成・初演から100周年。その100年のうち70年間は、ロシアでは共産主義のため、また西側世界では主には東方正教会に対する無関心のため、演奏が全くなされなかった。
「東京トロイカ合唱団がこの作品演奏に着手してから25年、全曲演奏会を続けるようになって15年目です。ラフマニノフの最高傑作とも、正教音楽の最高峰とも評価されるこの作品を世に広めるには、私たちはまことに微力ではありますが、今年も一生懸命歌わせていただきます」合唱団のサイトもご覧ください。
http://tokyo-troika.jp/tokyo-troika/information.html
 以下は、チラシ裏面の情報です。
        『ロシアで全曲演奏会の少ない理由
《晩禱》(ВСЕНОЩНОЕ БДЕНИЕ 字義どおりの訳では『徹夜禱』)は、ロシア正教で、大きな祝日、主日の前夜に夜を徹して行われる礼拝(奉神礼)のための典礼曲です。東方正教会では楽器の使用を認めないので、教会音楽は必然的に無伴奏の合唱 曲となります。ロシアではチャイコフスキーをはじめ何人もの作曲家が『晩禱』全曲の作曲をしています。中でもラフマニノフ(1873 - 1943)が 1915 年に作曲した『晩禱』は、ビザンチンにつながるロシアの伝統と「西」ヨーロッパの近代的音楽文法を融合させた ロシア正教音楽の集大成とも言うべき稀有の作品です。不運なことに 1917 年にロシア革命が勃発します。無神論を掲げるソ連政権下では、宗教は弾圧され、宗教曲の演奏はおろか楽譜の出版さえ許されない状況が70年間続きます。ペレストロイカ後期、なし崩的に宗教曲が解禁されるなかで、ラフマニノフ『晩禱』はまっ先に演奏されるようになり、遅すぎた復活が始まりました。新生ロシアになってから20年を経過した今、ようやくロシア人たちは口を揃え『晩禱』はラフマニノフの最高傑作だというようになりました。 ところが、現在モスクワやサンクトペテルブルグでも、意外なことに全曲演奏会は年に何度もありません。それにはいくつかの理由が考えられます。まず第一に、やはりこの作品が70年間も「存在しないも同然」だった断絶の長さです。第二に、聖歌が祈りそのものである以上、教会音楽は「演奏」したり「鑑賞」するものではない、という東方正教会の考え方です。この点は決定的に「西欧」 と違います。第三に、高い合唱技術とオクタビスト(1オクターブ低いバス)を要する難曲であるため、ロシア正教が国家宗教だった帝政ロシア時代や、合唱(ロシア民謡)がプロパガンダの道具として国家の威信をかけたものであったソ連時代と違って、高い水準で全曲演奏できる環境がロシアでは今でもなかなか整いにくい、ということがあげられます。
指定席:5,000 自由席:4,000
申込み・問合せ:
トロイカ音楽事務所 〒162-0053 東京都新宿区原町1-28 恵雅堂出版ビル内
      Tel03-3203-9070 平日9:00~18:00
       admin@keigado.co.jp Fax03ー3207-5909
*メールには、『晩禱チケット予約』とご記入下さい。
*代金の支払いは、チケット発送時同封の振替用紙でお願いいたします。
…チケットセンターでは扱っておりません。
注:チラシは、右クリック、「リンクを新しいウィンドウで開く」で、拡大できます。

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